「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

兄弟や親族のいる関東から、家族や犬と岡山に越した女性の思い。だっげらいよん第21回【 先のこと 】。

2014-08-03 01:45:40 | 福島第一原発と放射能

事務連絡です。あすより一週間、電波状態が悪い場所にいるため、ブログ更新の頻度が分りません。ご了解下さい。


 三田医師と話します! 真夏の岡山開催!   

  【8/10(日) 三田医師&木下黄太 岡山 トーク「被曝影響と放射能防御」】

13時開場、13時半開演 きらめきプラザ (岡山市北区南方2丁目13-1) 

  申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/168805/

===================================================

この岡山トークに参加する方の中で、首都圏からの参加者も多いみたいです。ご家族で2011年に、岡山に移住された女性の思いです。

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

兄弟、親戚、友達は皆、関東。今まで生活していた環境を捨てるなんて考えたくありませんでした。


幸い主人はインターネットを使う仕事で、住む場所は選ばなかったのですが、娘の小学校、友達、実家から離れることは、なかなか決断できませんでした。

親、兄弟でも意見が違いました。友達も、放射能についてなんとも思っておらず、関心がありません。
娘の学校でも、気にしている人は誰もいませんでした。

それでも、放射能汚染を考えたら、今できることをするしかありません。
とにかく引越し。それからのことは、また後で考えよう。
家族の健康を最優先に、移住を決めました。

我が家は3人家族に、犬が1匹。転居といっても、日本列島のどこへ行けばいいのか全くわかりませんでした。
関東人から見て、関東から関西への移住は少々抵抗がありました。
なるべく西。では、どこがいいのだろう。

今ではたくさんの方が岡山を選び、岡山の良さを実感していると思いますが、
そのとき我が家が岡山を選んだ理由がいくつかあります。

○仕事や交通の面から考え、本州にとどまっていたかった
○雰囲気が自分の故郷に似ていると感じた
○自然が多く、町や人の感じが良かった
○活断層が無く、地震が少ない
○晴天率が高い

岡山は私が入って行きやすいところでした。具体的に家を決めるにあたっては、
○自営業をしているため、仕事場と住居の広さが必要
○犬を家の中で飼える
という、条件がありました。

初めは岡山市内や倉敷で借家を探しましたが、条件に合う物件がなかなか見つかりません。

週末を使って何度か岡山へ下見に行く中で、ようやく岡山市の東隣、赤磐市で希望に合った家に出会いました。

家を決めるもうひとつ重要なポイントは、小学生の娘が通うことになる学校です。

日曜日でしたが、外観だけでもと見学に行ってみると、ラッキーなことに、その日は年に1度のふれあい参観日で、
学校の先生も生徒も普通に授業をしていました。

全校50名程度の小さな小学校ですが、アットホームな学校で先生も生徒もウェルカムでした。
校長先生、教頭先生ともお話ができ、授業にも参加でき、この学校にお世話になりたいと感じました。

少人数の学校だからこそ、先生は一人ひとりしっかり見てくださいました。

少ないクラスで、子どもはおのずと責任感が要求されます。
自分がやらなければいけないと、積極的になり、娘はここで自分に自信を持つことができました。

多分、一番の決め手は学校だったかもしれません。

当初希望していた岡山市内ではなくなりましたが、少し離れた分、自然は多いし農家の方がたくさんいらっしゃいます。

関東では食品の産地がとても気になっていましたが、今では、この地域の農家の方が作った野菜が手に入ります。
産地のはっきりした、新鮮な野菜です。

お米は、同級生のお米農家さんから直接譲っていただき、季節のフルーツも近所の方から買うこともできます。

住んでからわかったのですが、赤磐市は桃や葡萄の産地で、果物好きの我が家は、
「なんていいところに来てしまったのだろう。」と思っています。

結果的に、ここは食べ物の心配がなく、子育てしやすく、犬を飼うという我が家の生活スタイルに適していました。

いまでは、たくさんのお付き合いができ、いろんな人と出会い、助けられ、
ここから引越すことは考えられなくなってきています。

きっと他にもいいところがあるかもしれません。でも、住んでこそ、その土地の良さがわかるのですね。
今はこの出会いを大切にする時だと思っています。

そのとき導きがあった、自分があるべきところに落ち着いて、「今」の生活を大切にしたいと思います。

================================================

【 夫が心停止で脳死→死亡、行政解剖で心臓の異常な硬化も指摘。被曝原因も疑う妻 】

【 「"被曝回避"と"脱原発"は、実は重なっていない」木下黄太 真夏の大放談(1) 】

最新号内容。木下黄太メールマガジンを始めてから半年が経過。

重要情報は毎週金曜メルマガでのみ配信、申込先⇒http://www.hoshanobogyo.com/ 

 配信元より連絡「当初からゆうちょで半年払い申込みの方は、7月末で購読期間が切れます。今からでも、同じ口座に同じ名前で、購読料を振り込まれれたら、今月からの配信は大丈夫です。詳しくは確認して下さい。」

 http://www.hoshanobogyo.com/keizoku.html


==============================================

 

さて、こういうまとめがあります。

「福島差別をするな」という錦の御旗で、双方が本当にレベルの低い議論をしています。

まず、僕が「福島差別」する訳がないです。こちらが、福島に積極的に関わろうともしていないのに、何でわざわざ差別しようとしているというのか、意味がまるでわかりません。

僕が「放射能汚染を指摘すること」=「差別」というなら、「東京差別」者と言うしかないでしょう。福島の汚染なんて当たり前すぎて、何も発言する気もありません。

僕が言っていることを勝手にねじ曲げるな。本当に反原連は馬鹿の巣窟と思います。

僕が差別意識があって、相手を罵倒したいのは、反原連のような馬鹿な団体の参加者です。原発廃止に何の役にも立たない。原発を少しでも止めたい良心がある方は、一刻も早く、反原連と手を切ることを薦めます。馬鹿と手を握っても、他から馬鹿にされるだけです。

==================================================

 

横須賀で初開催!   

  【9/6日(土) 木下黄太 講演 IN 横須賀】 

   場所:横須賀文化会館 中ホール

  http://www.yokosuka-bunka.info/culture/bunka_about.html

 18時半受付/19時~ 21時半。

定員:100名 参加費:1000円(事前予約分のみ)/ 当日1,200円

※座席が必要なお子様は、大人と同一料金が必要です。

 ◆申込⇒miwaty20020415@gmail.com  
 
※お名前、連絡先、必要枚数(他の参加者名)、同伴されるお子様の有無をお書き下さい。 

 

======================================================




作者が名古屋を捨て去り、だっげらいよんも失踪する現在は此処でも確認⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/

なお、来週・再来週日曜の木下ブログは、だっげらいよん失踪と作者夏休みのため、らいよん君が登場しない四コマ掲載と思います。ご了解下さい。きょうの続きは8/24(日)あたりまでお待ち下さい。悪しからず。


========================================================

 

まったく基礎の講座を名古屋で開催!

 

【9/7(日)『放射能汚染対策、基礎の基礎』 木下黄太講演 IN名古屋】

 

  福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて「放射能防御の基礎中の基礎」について、放射能防御プロジェクト立ち上げ人として最前線で活躍する木下黄太が語ります。 

 

 13:30開場 14:00開演  

 

名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )

 

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/191843/

 

 問い合わせ  nagoyanonuke@gmail.com

 

==================================================

▲「真実を探すブログ」への対応について。

 「真実を探すブログ」より、複数回メールが入っています。この中には、ご本人の申し入れや釈明と取れる文言やこちらへの脅し的文言と解するしかない記載もあります。

 当方は、このブログが致命的な誤報をしていることや無断引用の過去を指摘しました。そして、読む価値がないと論評しました。さらに、このブログの運営管理と明示されていた会社の存在、さらにその会社の概要、その代表者に関して、公開されている情報をお伝えしたのみです。

 先方が要求されていることに、僕としては対応して書きたいのですが、この場合は、先方が僕に何を言ってきているのかを明らかにしないわけにはまいりません。このため、僕としては、この複数通届いているメールを全通全文公開するのが、最も望ましいと考えています(僕の返答も含めて)。一字一句変えずに。しかし、公開に関して、先方が相当ナーバスになっていて、条件を付けたがっていると認識しています。

 そして、先方の文章から想定すると、今後も何かがおきる可能性も否定はできませんので、様々な状況判断も踏まえて、今後の対応は決めたいと考えています(ホリエモン与太話引用転載による中傷は先方は既におこなっていますが、僕にはあほらしい限りの話、ちなみに名誉毀損が文句なく成立する内容です)。とりあえず、愛知と近畿の弁護士に、1人ずつ相談はしていて、不慮の場合でも対応できるように、こちらの体制は整えています。僕としては、先方と裏取引的な対応は一切するつもりはありませんから、明言しておきます。

 尚、この話全般について、何か情報提供できる方は、僕にメール下さい。

⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

「真実を探すブログ」「原発問題」ブログの読者は、僕のブログ、ツイッターは読まないで下さい。Facebookのフォローも。全面的に禁止します。



だっげらいよん第20回【 生活 】。三田医師 "Why did I leave Tokyo?" 翻訳について注意事項。

2014-08-02 19:37:17 | 福島第一原発と放射能

【 夫が心停止で脳死→死亡、行政解剖で心臓の異常な硬化も指摘。被曝原因も疑う妻 】

【 「"被曝回避"と"脱原発"は、実は重なっていない」木下黄太 真夏の大放談(1) 】


最新号内容。木下黄太メールマガジンを始めてから半年が経過。

重要情報は毎週金曜メルマガでのみ配信、申込先⇒http://www.hoshanobogyo.com/ 

 配信元より連絡「当初からゆうちょで半年払い申込みの方は、7月末で購読期間が切れます。今からでも、同じ口座に同じ名前で、購読料を振り込まれれたら、今月からの配信は大丈夫です。詳しくは確認して下さい。」

 http://www.hoshanobogyo.com/keizoku.html

=======================================================



 


ちょっと衝撃の「だっげらいよん」、明日のブログ更新で、この続きはまた伝えるよ! 

 ===========================================================

 「私が東京を去る訳」という三田医師の文章は、ある限定公開の文章を、ご本人と話して、僕のメールマガジンに掲載。その読者が英訳をしたいと申し出があったため、英訳、更に関係者がフランス語訳をしているものです。他の言語翻訳に関しては、勝手にしているもので、確認が取れていません。他の言語翻訳をする場合は、こちらに報告して下さい。掌握できません。なお、スペイン語やロシア語に新たに翻訳したい方がいたら、申し出てください。

翻訳者の名前、連絡先、掲載予定サイトのURLは明記してください。翻訳されたテキストは、三田医師ご本人と、今回の文章に関して代理人となっている木下側が使うことがありえるのは、ご認識下さい。

連絡先⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp


The text of the Mita doctor "Why did I leave Tokyo?"

The text of limited public presentation was put on my mail magazine. 

When readers wanted to translate into English, I had a proposal.
I approved as a deputation.

Other language translation has not taken the check.
Please consult with me, when you translate into other languages.

Please offer me, if there are those to newly translate into Spanish or Russian.

Please specify a translator's name, a contact, and URL.
The Mita doctor and Kinosita (representative of this text) may use the translated text.

my e-mail  ⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp 

================================================

 三田医師と話します! 真夏の岡山開催!   

  【8/10(日) 三田医師&木下黄太 岡山 トーク「被曝影響と放射能防御」】

13時開場、13時半開演 きらめきプラザ (岡山市北区南方2丁目13-1) 

  申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/168805/

 

=========================================

横須賀で初開催!   

 【9/6日(土) 木下黄太 講演 IN 横須賀】 

  場所:横須賀文化会館 中ホール

  http://www.yokosuka-bunka.info/culture/bunka_about.html

 18時半受付/19時~ 21時半。

定員:100名 参加費:1000円(事前予約分のみ)/ 当日1,200円

※座席が必要なお子様は、大人と同一料金が必要です。

 ◆申込⇒miwaty20020415@gmail.com  
 
※お名前、連絡先、必要枚数(他の参加者名)、同伴されるお子様の有無をお書き下さい。 


======================================================

まったく基礎の講座を名古屋開催!

【9/7(日)『放射能汚染対策、基礎の基礎』 木下黄太講演 IN名古屋】

  福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて「放射能防御の基礎中の基礎」について、放射能防御プロジェクト立ち上げ人として最前線で活躍する木下黄太が語ります。 

 13:30開場 14:00開演  

名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/191843/

 問い合わせ  nagoyanonuke@gmail.com

==================================================


年1ミリシーベルト除染目標を放棄する日本政府、肯定する大新聞。告示2ヵ月前で立候補ゼロ、福島県知事選。

2014-08-02 12:30:00 | 福島第一原発と放射能

【 夫が心停止で脳死→死亡、行政解剖で心臓の異常な硬化も指摘。被曝原因も疑う妻 】

【 「"被曝回避"と"脱原発"は、実は重なっていない」木下黄太 真夏の大放談(1) 】

最新号内容。木下黄太メールマガジンを始めてから半年が経過。

重要情報は毎週金曜メルマガでのみ配信、申込先⇒http://www.hoshanobogyo.com/ 

 配信元より連絡「当初からゆうちょで半年払い申込みの方は、7月末で購読期間が切れます。今からでも、同じ口座に同じ名前で、購読料を振り込まれれたら、今月からの配信は大丈夫です。詳しくは確認して下さい。」

 http://www.hoshanobogyo.com/keizoku.html

=======================================================

 

 日本政府は、個人の被曝線量が問題なので、その場所で、年間1ミリシーベルト以下にするという除染目標を放棄するそうです。

0.23μSv/hという線量を超えないように除染するという話だったのが、その話を捨て去るということです。

これは何を意味しているのか。

そもそも、まず除染はできないということです。

緩い目標数値である0.23μSv/hという外形的な数値さえも、原発事故後、3年半近くが経過して達成できる可能性がほぼないということです。でもそしてこんなことは最初から分っていた話ですが。

それでも除染ということにすがる構造をつくっていたのが日本政府です。除染が大きな効果を生んでいないのは、旧ソ連では常識だったにも関わらず。

除染というのは、何もかも全て除染しないと効果はありません。点と点をつなぐ作業で除染をしても、得られる効果は微々たるものです。それは圧倒的な人工的環境下にある都市の場合、都市全体を作り変えるほどの作業が必要となります。まして、自然環境と共存しているエリアでは最初から不可能です。

福島の汚染状態を考えると、点と点との除染には、効果がある可能性を想定することが、ありえない感覚です。おそらく進めている連中は最初から、効果が出ないことを前提に進めた話と思います。

人手不足という話も出ています。福島除染といって、かけられる原資には限界があります。そうすると、除染の為に集められる人手には限界も生じます。全体的にこうした作業に携わる人間が減る中で、除染というフィクションがあるかのごとく見せることさえ、難しくなっているということです。

福島、茨城、栃木、群馬、新潟の北関東磐越5県知事会議で原発作業員の人材確保を国に長期的に要望をおこなう提案が、福島県知事から為されて、合意しています。それだけ人材確保が厳しくなっている現実が反映しています。

勿論、内部被曝、吸気被曝の観点から考えると、あるポイントの外部線量を一定程度下げることで、身体に害のある被曝をなくすことが出来るのか、そもそも、かなり疑問があります。そうした外部線量を下げるメリットはあっても、それにより実効的な健康被害軽減が為せるのかという担保はありません。

それでも見かけだけでも、外部線量に依存して、除染という作業を日本政府は進めました。

こんなに予算を無駄に食いつぶすのであれば、汚染地から移動するほうが、お金の使い方としても、遥かに防御策としては有効であったと思います。しかし、そうした方策は採らなかったのが、日本政府、そして福島県の選択です。

その選択の間違いが、こうした除染基準の緩和に実は顕れています。個人線量に依拠すると言い出していることは完全な方便で、フィクションとしての外部線量軽減話も進めることができなくなったから、その話を突然止めることにしているだけです。

そして大新聞が、この除染基準の緩和を正しいかのごとく、新聞一面で喧伝する記事を僕は読みます。

「大政翼賛会」というのは、こんな感じだったのだろうなと痛感しているのです。


そしてこの福島県知事選挙の告示日は10/9になります。

原発事故後はじめての選挙になりますが、現時点で現職も含めて誰も立候補表明をしていない、異例の事態になっています。もう2ヵ月前です。

通常の選挙感覚から考えるとありえない話です。

こういう状態、真に責務を背負うとする人が、実は不在である福島の政界。与野党問わず、状態を変えようとする動きがおきにくい流れが続いています。

現職の佐藤雄平知事は、民主党のご意見番、渡部恒三氏の甥です。

渡部氏の秘書がながく、90年代に民主党系の議員として国会議員になった人。

そして民主党直系で、県知事を勝ち取った人です。

3.11.以降の民主党政権下で、福島県知事の意向が強く出た背景はこうした状況もあります。

本来は自民党政権は、対抗馬を擁立するべきでしょうが、滋賀県知事選挙の敗北、そして苦戦が想定される沖縄県知事選挙と重なって、福島県知事選挙に前のめりになりにくい構図です。

こういう場合に、現職は知名度で圧倒的に有利ですから、ぎりぎりの立候補表明でも間に合います。

おそらくそういう状態になる可能性が最も高いです。

しかし、この原発事故危機が続く福島で、何かの政治的意志をもって、立候補しようとする政治家の存在がないということが、被曝日本の無責任感覚の象徴でもあると思います。

だれも責任は負わない日本ですから。

========================================================

 三田医師と話します! 真夏の岡山開催!   

  【8/10(日) 三田医師&木下黄太 岡山 トーク「被曝影響と放射能防御」】

13時開場、13時半開演 きらめきプラザ (岡山市北区南方2丁目13-1) 

  申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/168805/

 

======================================================


 

横須賀で初開催!   

 【9/6日(土) 木下黄太 講演 IN 横須賀】 

  場所:横須賀文化会館 中ホール

  http://www.yokosuka-bunka.info/culture/bunka_about.html

 18時半受付/19時~ 21時半。

定員:100名 参加費:1000円(事前予約分のみ)/ 当日1,200円

※座席が必要なお子様は、大人と同一料金が必要です。

 ◆申込⇒miwaty20020415@gmail.com  
 
※お名前、連絡先、必要枚数(他の参加者名)、同伴されるお子様の有無をお書き下さい。 


======================================================

まったく基礎の講座を名古屋開催!

【9/7(日)『放射能汚染対策、基礎の基礎』 木下黄太講演 IN名古屋】

  福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて「放射能防御の基礎中の基礎」について、放射能防御プロジェクト立ち上げ人として最前線で活躍する木下黄太が語ります。 

 13:30開場 14:00開演  

名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/191843/

 問い合わせ  nagoyanonuke@gmail.com

==================================================


 





「原発はあきらめるしかない」小泉発言。「カナリアかもしれません」広島の女性、甲状腺異常と周りの異変。

2014-08-01 03:31:43 | 福島第一原発と放射能

 「原発はあきらめるしかない」と小泉元総理が発言しています。この言い方は、僕にはとても響きます。原発に拘っても得なことがない、あきらめて別の道を探すほうが日本にとって得だと、保守派の政治家実感として発言しているだけです。

 原発をすすめていた人々にとって、「あきらめる話」と言われないと、断念という感覚になりません。しかし、断念しないと更なる泥舟に突き進むだけです。これは、不良債権処理をかなりの数の官僚や政治家、金融関係者が止めようとしたのに、「やらないと駄目だ」と処理を進める判断をした小泉政権の感覚とシンクロします。

 そして、このくらいの当たり前の感覚が伝わらないのが、今の日本であることも間違いありません。時代は、小泉政権下の日本よりも、確実に劣化しているということです。

 

==========================================================

木下黄太メールマガジンを始めてから半年が経過。

重要情報は毎週金曜メルマガでのみ配信⇒http://www.hoshanobogyo.com/ 

【 「"被曝回避"と"脱原発"は、実は重なっていない」木下黄太 真夏の大放談(1) 】 等を今夜、お伝えします。

 

配信元より連絡「当初からゆうちょで半年払い申込みの方は、7月末で購読期間が切れます。今からでも、同じ口座に同じ名前で、購読料を振り込まれれたら、今月からの配信は大丈夫です。詳しくは確認して下さい。」

http://www.hoshanobogyo.com/keizoku.html

=======================================================


広島で初期被曝もほぼしていない女性から、相談のお便りです。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

木下黄太さま

いつもblogを拝見しています。広島市からです。
今日はアドバイスを頂きたく、メールをさせていただきます。

・・・というのも、つい数日前に偶然に甲状腺腫瘍が見つかりました。
私は生まれも育ちも広島市で、フクイチの事故当時も大阪より東へは行っておらず、初期被曝も回避できています。(そして、両親も原爆被爆者ではありません。)

2011年の5月以降に、放射能の影響と思われる体調不良(鼻血、口内炎、帯状疱疹、手に痒みを腫れを伴う湿疹と水ぶくれ状の湿疹、熱中症のような症状、下痢、吐き気・・・もろもろ)が自分を含め家族に起こり、当時そのことをメールで報告させていただいた際に、木下さんからのお返事で「カナリアかもしれませんね」と頂いた者です。


西日本での土壌調査にも参加させていただき、自宅マンション敷地内の公園砂場の土を調べていただきましたが、NDと結果を頂きました。

体調不良が出始めてからは広島であってもフクイチの影響があると確信して、ずっと食べ物飲み物に最大限に気をつけて、外食もほとんどせず、味噌やパン、その他加工食品も自家製するようになり、マスク着用など本当に汚染物質から家族を守る努力を最大限にしてきました。

今年の春ごろから息子の首のふくらみが気になり、最近になって内科に受診したところ、息子には石灰化が2箇所(結節やのう胞はなし)、そしてなんと付き添って行っただけの私に甲状腺腫瘍(1cm)が見つかりました。(結節ではなく、内部に血流がみられるので間違いなく腫瘍だそうです。)

実は2013年1月に別件で検査をした(人間ドックでCTにより胸部の精密検査を行った)際に、取れた画像に一緒に移っていた首元をみて、「甲状腺もきれいです」といわれていたにもかかわらず、たったの1年半で1cmの腫瘍ができたわけです。

そばのリンパも大きくなっている(1cm)とのこと。

総合病院で、早々に細胞診を受ける予定にはなっています。

検査は紹介状を持参してそのままお願いしようと思うのですが、総合病院が甲状腺にも強いとは全く聞いたことがなかったので、今後このまま治療や(必要であれば)手術をここで受けてもいいものか、情報がなくて不安に思っています。

以前より、広島では甲状腺といえば武市クリニック、といわれていましたから、万が一何か甲状腺にあったときにはそちらを・・・と頭にはあったのですが、やはり武市クリニックのほうが実績(チェルノブイリではたくさんの甲状腺の手術をしたとのこと)やフクイチからの避難者の治療にも多数あたってらっしゃる噂を聞くと・・・こちらの病院の方が安心できるのでは、と迷いがあります。

私のこともですが、息子の石灰化もすごく心配です。

こういうことを木下さんにご相談するのも、もしかしたら筋違い(頼りすぎ?!)かもしれませんが、たくさんの方からの情報やご相談を受けてらっしゃる木下さんのことですからと、ご相談するしだいです。

広島は初期のフォールアウトもほとんどなく、瓦礫焼却も近隣ではなされていない地域で、数少ない残された安全な地域のひとつだと思っていました。
食べるもの、飲むものに気をつけてさえいれば、もうしばらくは健康に過ごせるものと・・・思っていましたので、今回の甲状腺腫瘍の発覚は正直、青天の霹靂・・・というか、愕然としてしまいました。

これだけ細心の注意と健康管理をしてきても、フクイチからの放射能汚染が体を蝕んでいくとは・・・。
カナリア体質なことは、放射能に弱い=病気になりやすい、ということなのでしょうか?

私の今回の甲状腺腫瘍は本当に本当に偶然発見されて、ある意味ラッキーだったと思うようにしています。
全く自覚症状はなく、一般的に言われている甲状腺機能低下などからもたらされる体調不良は一切なかったのです。
診察してくれた街医者も、「このサイズじゃ触診では見つけられないな。エコーで見てここにあるって分かってから触るから、これだってかろうじて分かる」と。

まわりでも、広島に住む親戚に、狭心症、胃がん、心筋梗塞の突然死、軽い転倒で骨折、白内障・・・などなどが立て続けにあり、その親戚たちはフクイチのことはもう収束したと思って何も気にせず過ごしているのですが、「西に住んでいても気をつけた生活をしていないと病気になる」という認識から、私のように気をつけていても汚染地に住む人と同様にいつ何時、どんな病気になってしまうか分からない・・・という状況なのかと、絶望感を覚えます。

ダダ漏れ中のフクイチですから、もうどこにいても、どんなに気をつけた生活を送っても・・・日本では生きながらえることはできないのでしょうか。

先月も、関東の友人が家族で広島に移住を完了させたばかりです。
関東は汚染がひどいから、小さい子供を育てる環境じゃない・・・そうずっと危険性を伝えてきて説得し続けていたので、彼女一家が移住を決意して引越しをしてきてくれたことは自分のことのように嬉しかったのですが、広島にいても病気になってしまった私の姿を見て、「これなら、あのまま関東にいても同じだった」って・・・思いはしないか。そう思うと、病気発覚のことはまだ伝えられないでいます。

========================================================

初期被曝が殆どないはずのこの女性におきていることが、被曝由来なのかどうかはわかりません。

違うと考えるほうが妥当とは思います。

しかし、こういう懸念を西日本にいても持つことは僕はおかしいとまでは言えないと感じています。いずれにしても、原因はともかく、細胞診をして、状態を確定させることは必要だと思います。

また、細胞診が、総合病院でおこなわれるのであれば、そこまではその病院任せてみて、その後、悪い結果が出るようなことがあれば、どこで手術するかを考えられたほうがよいと思いました。

なお、広島の武市クリニックは、チェルノブイリに見識がある医師であることで著名です。

2011年には「放射線被曝と甲状腺がん―広島、チェルノブイリ、セミパラチンスク」という本も出されています。僕の手元に、この本はありますが、甲状腺被曝のことについて、チェルノブイリ現地の状況も踏まえて、ここまできちんと書かれている日本語文献はないかもしれません。残念ながら、広島の版元が品切れのようで、1500円の価格だったこの本が、アマゾンでは、1万7000円を超える値段が付いていました。

避難者なども一定数、診察されていますから、被曝可能性が高い方は、やはり他に行くよりも、判断が付くことが多いと僕は思います。

=========================================================

 


三田医師と話します! 真夏の岡山開催!  

 

 【8/10(日) 三田医師&木下黄太 岡山 トーク「被曝影響と放射能防御」】 

 

 13時開場、13時半開演 きらめきプラザ (岡山市北区南方2丁目13-1) 

 

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/168805/


======================================================

横須賀で初開催!   

【9/6日(土) 木下黄太 講演 IN 横須賀】 

  場所:横須賀文化会館 中ホール

  http://www.yokosuka-bunka.info/culture/bunka_about.html

 18時半受付/19時~ 21時半。

定員:100名 参加費:1000円(事前予約分のみ)/ 当日1,200円

※座席が必要なお子様は、大人と同一料金が必要です。

 ◆申込⇒miwaty20020415@gmail.com  
 
※お名前、連絡先、必要枚数(他の参加者名)、同伴されるお子様の有無をお書き下さい。 

======================================================


まったく基礎の講座を名古屋開催!

【9/7(日)『放射能汚染対策、基礎の基礎』 木下黄太講演 IN名古屋】

  福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて「放射能防御の基礎中の基礎」について、放射能防御プロジェクト立ち上げ人として最前線で活躍する木下黄太が語ります。 

 13:30開場 14:00開演  

名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/191843/

 問い合わせ  nagoyanonuke@gmail.com

==================================================