急遽、開催決定!
【10/25(土) 木下黄太 大阪ミーティング】
3月の大阪ウクライナ報告会から半年、放射能防御の現況を確認し、これから関西で出来ること、やるべき事を、話し合います。割といろんな話をお互いに話しましょうというのが、コンセプト。大阪で活動されている方達から、時間を取とって話をする機会を設けてほしいというお話があって、急遽設定されています。
・13:00受付開始 13:30~15:30
・淀川バイブルチャーチ(大阪市都島区毛馬町3-3-26)全禁煙
大阪駅より守口車庫行きのバスで15分、毛馬橋で下車徒歩3分
・定員:100名
申込⇒http://kokucheese.com/event/index/220194/(本日15時より受付開始)
★懇親会 先着30名 16:00~18:00
参加費は1000円以内、詳細はお申込の方にご連絡します。
原則、木下黄太氏の講演会に参加したことのある方やメルマガ読者。
・主催:放射能から身を守る会・放射能防御プロジェクト近畿
(担当:町田 puchirita@mbp.nifty.com )
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愛知県まわりのガレキ反対活動に関して、僕がわかっていることで、書き留めておきます。
全国のガレキ反対活動の状況に関して、すべてを1人でわかる人はいませんが、そうした現場に数多くかかわっているのは、まずは、ジャーナリストの青木泰さんと326政府交渉ネットhttp://gareki326.jimdo.com/です。次に、僕と現在議員の山本太郎氏だと思います。一番かかわっているのは、間違いなく青木さんでしょう。ただ、僕は、少し離れて俯瞰的に見えることが多く、そういう意味で、少し離れて良くわかる可能性がある立場にはあると思います。
その僕の、俯瞰で眺めたときに、ありえない非常識な話が聞こえてきました。僕がそのおかしさを一番わかる立場に居るために、書いておきます(これを書くことで、またトラブルになることは想定していますが、おかしな話を黙るわけにもいきません)。
なんで、こんなことを書き留めるつもりになったのかということは、こうした運動の成果を違う形で利用しようとしている話が、また名古屋界隈から聞こえてきて、呆れ果てているからです。名古屋主導で、全国に呼びかけて出版しようとしているそうです。
こんな馬鹿な話が聞こえてくるのは、また名古屋なのかとげんなりしています。
まず、愛知県でガレキが止まった主たるポイントは、新城市長など、セシウム汚染がある東三河地域の首長達が、こぞって反対したからです。
大村秀章愛知県知事が強引に進めようとしている中で、軽いとはいえ汚染があるエリアから、ガレキ受け入れを反対したことが、市長たちから出たことで、他の愛知県内の自治体でも流れが確定しました。
いくら、愛知県知事が進めようとしても、受け入れる個別の市長や町長が反対したら成立しません。
こういうことは大切です。政治情勢で決まることは多いです。別の話ですが、三重でもガレキに反対する人物が、一番狙われていたエリアの伊賀市長に当選するという政治情勢で、流れが変化し、受け入れ断念が決まりましたし。
そして、東三河(豊川・豊橋・新城など)のエリアでは、女性達の地元グループがガレキ受け入れに反対して、ただ反対するだけでなく、もちろんネット上を中心に活動するのではなく、現実にさまざまな働きかけを行いました。
ネットも意味はありますが、圧倒的に現実の話がポイントです。皆さん、間違わないで下さい。ネットは手段に過ぎません。
特に中心人物だった、地元で知られている女性作家がいるのですが、彼女がつぎつぎと東三河の市長たちに直接アプローチして、ガレキ反対側にくどき落としたことも、地元では既知の話です(僕も前からよく知っています)。
この女性は、作家としての作品の評価や、女性としてどう認識されるのかが、人生上は重要な話だと考えている女性ですが(古今東西の女流作家にはよくありがちな感覚ですが)、この運動は御自身のお子さんやまわりの子供達を守る為におこなっていただけで、運動家としての実績を誇りたい感覚など、彼女は皆無に近いです。ですから、小説作品として今後何かを書く可能性はあっても、そんなことを自分が主導的だったなどと現実に吹聴したりもしていません。
実際に彼女を中心とした東三河エリアの女性たちのグループ活動がないと、愛知のガレキは止まらなかったと僕は確信しています。静岡で敗れた話を、くい止めてくれた彼女達に僕は感謝しています。
しかし、これをネット上で、やっていたある方が、自分たちの名古屋グループが主導したことにしたいようで、今回、いろいろと動いている話が、僕に聞こえてきて、呆れかえっています。
「また、名古屋か」と思っています。
そして、勿論ガレキに関しては、全国で大きな反対運動となったのは、大阪、北九州、更に富山となります。
大阪のガレキに関しては、一時逮捕された、下地真樹准教授がやはり中心でしょうし、そうした大阪ガレキ問題は多くの逮捕者も出ていることがあって、現実の運動と関係ない人が強く言及しにくい状態にあります。
中之島で反対演説もしましたし、何回もこのことで、此花も含めて講演に行った僕でも(実質は大阪ガレキ反対に関して契機になった立場であっても)、いろんなことで運動の複雑な状態を知っているので、軽々には発言できないです。それを、その運動現場に行ったこともない、名古屋周りのネットの人が、そこにも手を出しているようです。
先ほど、このガレキ反対で逮捕されて、今も様々な裁判で闘っている女性とこの話をしました。
この記事に出ている、階段から突き落とされて逮捕された女性です。逮捕者の中で、被曝回避側のグループでもともといたのは、彼女だけです。現在も、裁判も含め大変な日々が続いています。被曝回避の様々な現場から、こうした逮捕まで経験している彼女は、ネットだけで何かをしている気になっている人とは、全く違います。僕が状況を説明したところ、笑い出してしまいました。
「ありえへんでしょう。運動している人たちは、あのいろんな流れの中で、本当に具体的に活動した人間同士、全国でつながろうとしていたのですよ。実際、いろんな人を知ってますよ。でもね、愛知は、名古屋ではだれもつながらない。こちらがアクセスしても。つながったのは、東三河の女性達だけ。彼女達が愛知を止めたことは、大阪で実際に逮捕までやられた私達は常識ですよ。」
「木下さん、その人はネットで知ってますけど、ネットだけの人でしょ。私は、彼を現実には知りもしないですよ。運動体の人は現実につながるんです。私達の中でもいろんなことがあるし、下地さんとかがどうしてもやるとか、青木さんが全国的にまとめるならわかるけれど、なんで現実にはたいして何もしていないおっさんがそんなことを勝手にしてるんですか。自分の1人で書きたいなら、どうぞご自由にやけど、まわりに言って、なんや、それという感じです。運動的には、話にならないレベルですね。」
よろしいですか、ガレキ反対の話で一番大きい現場は間違いなく、大阪です。その現場から、相手にされないような話を、名古屋のネット関係者から話をしているという状況があるということです。
市民運動というのは、いろんな人の共同作業のようなものです。
そうした共同作業は、いろんな人のピースで成立しています。
そこにはインターネットも一定は役割を果たしています。しかし、その役割は結局、限定的です。
主導的に事をなしているのは、最後は、現実に関与している人たちだけです。
それは、その現場で起きていて、現場の状況があります。
その現場に、どれも参画している人がいるのか。そういうことは大切です。
通常、市民運動に関して何かまとめる場合は、そうした中核で関わった人たちが自らきちんと書くのか、その人たちをジャーナリスト(ネットで発信している自称レベルの人間でなくて)が取材してまとめるのか、活動に密接に関連した専門家がまとめるしか、ほぼ成立しません。
こうした全国的にいろいろとおきている活動に関しては、全国で取り結んでいる団体がまとめる方法もあるとは思いますが、それはどう考えても政府交渉していた326政府交渉ネットが主導するのが普通です。青木さんもここと連携していますから、これなら話はよくわかります。
それ以外は、多分一番激しい現場の中心の人が、言い出して全国の状況もまとめるのかどうかです。下地准教授は研究者で活動の中心ですから、彼がそこまでやると考えるのかどうかだと思います(勿論ご本人の自由意志です)。
市民運動を考えたときにそうした人たちに対して配慮するのがあたりまえで、今回は、それ以外の人間が、全国のとりまとめを企てようとしている話を、僕は認識して、愕然としています。非常識。
他の地域で、僕がよくわかることも書いておきます。
例えば、富山は、市民の逮捕懸念も出ていて、それを阻止する集会を僕が企画して対応しています。富山の情勢は、そういう流れがわかっていない人が書くと、事実関係も間違う話にされる危険があります。
こういう流れに、特に現実関与していない人間が、ネットで声をかけやすい人に、富山ガレキ情勢を執筆させようとする時点で、ありえない話です。富山で、反対側を弾圧しようという市長サイドの感覚は、今も変わっていないと思います。一言一句でいろんなことがおきる可能性もありえます。そういうことをきちんと認識していないことは明白です。非常識にはとどまりません、大迷惑です。
会ったこともない人にネットでいきなり執筆依頼していることを聞いても、マスコミに長く在籍し、出版的にも18万部のベストセラーやロングセラーの書籍を実質的にプロデュースしている僕の感覚だと、ありえない話ばかりです。
市民運動の感覚からしても同じだと思います。青木さんとか、下地さんとか、326政府交渉ネットに対して失礼というか、恩をあだで返していると僕は思います。
まあ、ガレキ反対運動の本は、記録的意味合いしかありません。出版常識的には、おそらく全く売れないですし、読む人もほぼいないでしょう。
実質は、こういうのは、主導している人が本を自分の名刺がわりにする話でしかありません。
そんなことをして、自費出版に近いような話は、自分ひとりだけで執筆するべきです(自費出版的な話はコストリスクも発生可能性があります)。
他を巻き込むな。あなたはそんなポジションではありません。そんなことは、社会常識です。
しかし、こういう自己顕示欲というのは、いったい何なんだろうと本当に思います。この被曝回避に関して、特にネットで声高に話したがる人ほど、こうした自己顕示欲を突如、剥き出しにするケースがあります。そういう人たちが、本質的に現実に意味があったためしは、ほぼありません。テレビ感覚の強い僕からすると、信じ難い自己顕示欲話の連続です。
しかも、またまた、名古屋界隈で起きていることを知ると、本当に僕には気が重いです。こんなおかしな話ばかり聞こえてきますから。いつも、いつも、名古屋からは。
常識知らずというのは、本当にとどまるところを知りません。
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弁当男子を目指すだっげらいよんは、名古屋からも脱出しました⇒⇒⇒⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/
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木下黄太メールマガジン [第35号 2014/10/3]
【 慕っていた40代男性が心筋梗塞で突然死、身近な中学生が白血病発症⇒九州移住 】
【 御嶽山噴火予知というネット妄想からわかる、リスクに踏み込まない日本的システム、あたりまえのリスクを認識しない日本人 】
重要情報はメルマガでのみ配信、読みたいあなたは⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/
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京都・避難移住フェス2014 ひと・まち交流館 京都
【10/11(土)午前の部 京都 「A2-B-C上映会&木下黄太ミニトーク」 】
9:30受付開始 10:00上映開始 11:10上映終了 11:10から11:40 ミニトーク
一般(予約不要)参加費 1000円 中学生以下は無料。避難者のこくちーず予約申込は終了、予約のない方は一般扱いとなります。
大人気アニメ番組『はなかっぱ』の原作者、絵本作家のあきやまただしさんが来場。
【10/11(土)午後の部 京都 「あきやまただしさん絵本ライブ&音楽コンサート」】
13:00受付開始 13:30音楽演奏開始
14:30あきやまただしさん絵本ライブ(15:30終了予定)
避難移住者 無料(先着順、予約不要)
一般 寄付(先着順、予約不要、お1人1000円からでお願いします)
中学生以下は無料
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【10/18(土)旭川講演『チェルノブイリからみえるニッポン』~北海道を生き抜く~ 】
12時開場 13時開演
開催場所 旭川市市民活動交流センターCoCoDe(ココデ)ホール(北海道旭川市宮前通東)
申込・詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/215418/
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【10/19(日)木下黄太講演会 in帯広「広がる放射能汚染の真実!」 】
開場:14時 開演:午後14時30分
場 所 : とかち館 帯広市西7条南6丁目2
詳細⇒http://tokachinet.blogspot.jp/2014/07/blog-post.html
参加申し込み先 十勝ネット市民の会事務局
E メール:tokachinet@gmail.com
☎ 0155-66-9231
FAX 0155-66-9281
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