日系ブラジル人による日本での犯罪に対して我々日本人は一方的に非難することはできない。なぜなら日本という国は彼らを2度も騙した加害者だからだ。
一度目は彼らがブラジルに渡る時だ。当時の日本政府はまるで無限の耕地があるかのように喧伝して移民を奨励した。しかし耕地は与えられず、奴隷に等しい過酷な労働に甘んじるか、荒地やアマゾン川流域を開拓するかしか選択肢は無かった。一世の多くは日本を恨みながらその地に骨を埋めた。
二度目は日本に対する恨みの薄れた二世・三世に対する処遇だ。日本は少子高齢化に対処するため日系ブラジル人を労働者として優先的に受け入れた。豊かな祖国での豊かな暮らしを夢見て来日した彼らに日本は何をしたか。不況になれば、派遣労働者よりも先に、言葉と文化の異なる彼らを切り捨てた。
彼らはブラジル人だから日本人としての権利は無い。そのためセーフティネットに摑まることもできず、一挙に最貧者となった。地縁も血縁も無い彼らは、かつて同僚だった、そして彼らと同様に解雇された日系ブラジル人同士で助け合うしか無かった。たとえ多少悪いことをしてでも。なぜなら彼らを悲惨な境遇に追い込んだのは日本という国だ。日本に彼らが復讐をすることを日本人の誰が咎められよう。
日本人は外国人に冷たい。日本人さえ良ければそれで充分だと考える。安易に外国人を輸入して真っ先に切り捨てる。看護や介護が足りなくなればフィリピン人やインドネシア人を輸入して、景気が悪化して日本人の雇用が確保できそうになったら掌を返すように追い出そうとする。外国人は日本人の雇用の調整弁でしかないのか?
一度目は彼らがブラジルに渡る時だ。当時の日本政府はまるで無限の耕地があるかのように喧伝して移民を奨励した。しかし耕地は与えられず、奴隷に等しい過酷な労働に甘んじるか、荒地やアマゾン川流域を開拓するかしか選択肢は無かった。一世の多くは日本を恨みながらその地に骨を埋めた。
二度目は日本に対する恨みの薄れた二世・三世に対する処遇だ。日本は少子高齢化に対処するため日系ブラジル人を労働者として優先的に受け入れた。豊かな祖国での豊かな暮らしを夢見て来日した彼らに日本は何をしたか。不況になれば、派遣労働者よりも先に、言葉と文化の異なる彼らを切り捨てた。
彼らはブラジル人だから日本人としての権利は無い。そのためセーフティネットに摑まることもできず、一挙に最貧者となった。地縁も血縁も無い彼らは、かつて同僚だった、そして彼らと同様に解雇された日系ブラジル人同士で助け合うしか無かった。たとえ多少悪いことをしてでも。なぜなら彼らを悲惨な境遇に追い込んだのは日本という国だ。日本に彼らが復讐をすることを日本人の誰が咎められよう。
日本人は外国人に冷たい。日本人さえ良ければそれで充分だと考える。安易に外国人を輸入して真っ先に切り捨てる。看護や介護が足りなくなればフィリピン人やインドネシア人を輸入して、景気が悪化して日本人の雇用が確保できそうになったら掌を返すように追い出そうとする。外国人は日本人の雇用の調整弁でしかないのか?
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