食品の期限偽装事件の陰には「勿体ない」という気持ちが働いているのではないだろうか。
賞味期限や消費期限が切れてもすぐに食べられなくなる訳ではない。多分、消費・賞味期限は「劣悪な条件で保管しても美味しく安全に食べられること」を基準にして定められているだろう。冷蔵や包装などの技術の向上により「劣悪な条件」と冷蔵した場合の差は大きく拡大している。最高の条件で保管すれば劣悪な条件の数倍長持ちすることは間違いなかろう。
雪印乳業が賞味期限切れの牛乳を再利用して集団食中毒事件を起こした時には、炎天下で作業をしたりして通常に保管するよりも悪い条件で、再利用・再々利用をしていたのだから食中毒が起こっても当然だ。昨今問題になっている偽装は食中毒を起こすほど悪質ではない。充分食べられる物を廃棄するのは勿体ないという思いもあってのことだろう。
私個人は消費・賞味期限が多少過ぎていても平気で食べる。しかし個人が自己責任で勝手にやっていることと企業としての偽装とは全く別の話だ。食中毒を起こさないレベルなら偽装しても構わないという訳ではない。消費者は表示を信じて購入するのだから。
賞味期限や消費期限が切れてもすぐに食べられなくなる訳ではない。多分、消費・賞味期限は「劣悪な条件で保管しても美味しく安全に食べられること」を基準にして定められているだろう。冷蔵や包装などの技術の向上により「劣悪な条件」と冷蔵した場合の差は大きく拡大している。最高の条件で保管すれば劣悪な条件の数倍長持ちすることは間違いなかろう。
雪印乳業が賞味期限切れの牛乳を再利用して集団食中毒事件を起こした時には、炎天下で作業をしたりして通常に保管するよりも悪い条件で、再利用・再々利用をしていたのだから食中毒が起こっても当然だ。昨今問題になっている偽装は食中毒を起こすほど悪質ではない。充分食べられる物を廃棄するのは勿体ないという思いもあってのことだろう。
私個人は消費・賞味期限が多少過ぎていても平気で食べる。しかし個人が自己責任で勝手にやっていることと企業としての偽装とは全く別の話だ。食中毒を起こさないレベルなら偽装しても構わないという訳ではない。消費者は表示を信じて購入するのだから。