自宅と道志の日々

タイトルを「自宅と道志の日々」にしました。日記のようにつぶやいています

燻製づくりあれこれ(道志)

2021年01月18日 | なかま道志

暖かいと言っても、そこは道志です。

少し日陰に入るると底冷えします。

畑の土も凍っていて、野良作業は出来ません。

今回の目的の一つはいろいろな燻製づくりです。

昨日、猟師からいただいたイノシシと鹿肉も素材にしました。

タコも試してみました。

そしてサンマの醤油漬けもです。

もちろんアユもです。

更に市販のベーコンやハムも試してみました。

まさに燻製づくりあれこれです。

鹿肉などは下処理をします。

薄皮や繊維を取り除きます。

こんな風にブロックが出来ました。

これを重いフライパンで蒸しました。

室内用のダッジオーブンです。

このブロックをタコ糸に吊るします。

一緒にハムとベーコンも1時間ほど桜とクルミのチップで燻製です。

温度は80~90度くらいです。

鹿肉は硬くなってしまいましたので、スライスして鹿肉ジャギーにしました。

これがまた美味いんですよ~!

サンマは美味しく出来ましたが、タコは厚み(太いところと細いところ)がいろいろになっていますのですので、先の方(細い)は焦げた状態でした。

これも勉強です。

さぁ~これからアユの燻製のつくり方です。

いろいろなモノを燻製にしましたが、アユが一番美味しいとのことです。

道志には養魚場があり、この時期は冷凍にして保存されています。

先ず、腹を裂いてきれいに腸や血合い、エラなどを取り除きます。

私は左手に滑らないように軍手をしています。

また軍手で擦ると腸などもきれいに落とせます。

一時間ぐらい塩をまぶして、冷蔵庫に寝かせます。

塩を洗い流して、ペーパータオルなどで水気を取り除きます。

経験では岩塩よりもアジ塩の方がマイルドに仕上がりましたね。

高級な塩?は塩気が強すぎるような気もいたします。

そして、1時間程度(80~90度)で乾燥させます。

サクラとクルミのチップで同じく1時間燻製です。

チップの上にザラメを乗せると、その煙で良い艶が出ます。

温度管理も大事ですね。

温度が上がってしまうと、焦げた状態になってしまいます。

卓上用のガスコンロを使っていますが、ガスボンベは一回でちょうど1本近く使ってしまします。

いろいろな燻製が出来ましたよ。

途中昼頃に地主(キャンプ場)のヒロさんに持って行きました。

これは美味いと…。

夕刻、食事の用意をしていると呼んでいる声が聞こえます。

地元の建材屋さん(ナイトー建商の出羽さん)にチェンソーの刃を砥いでもらうようにお願いしていました。

それを届けに来たのです。

上がってもらって、アユの燻製と鹿肉のジャギーを試食してもらいました。

Hiroさん、これは絶品だよ!と言っています。

道志だってこんな風に作って食べる人はいないよとのことです。

この笑顔?で美味しさがお分かりになるかと思います。

実は、この鹿は出羽さんのお父さんが仕留めたものです。

私も燻製作りに、少し自信も付きましたよ。

夕食は野菜など具たくさんで、鍋にしました。

当然明日の分も含めてです。

カボチャがホクホクで美味しく出来ています。

机の上には通信機器(PC2台、携帯2台、ポケットWiFi)や電動工具類が乱雑になっています。

テレビを観ながらウトウトです。

ついでにご紹介ですが、メスキットパンってご存知ですか?

今から60年くらい前に、米軍の払い下げ品を上野にこのようなものをよく買いに行っていました。

軍人の携行用のフライパンです。

ネットでやっと探しました。

昔のモノはもう少し厚みがあって、頑丈だったかと思います。

60年ぶりにこのメスキットパンでチャーハンをつくりました。

懐かしいですね。

気持ちはいつでも子ども心です。

先日ネットで買い求めた火打ち石です。

簡単に火がつきました。

しばらくの間、薪ストーブで楽しんでいました。

翌朝です。

寒い訳です。

辺りは真っ白です。

今朝の気温は零下2度でした。

この日は流木探しに行って来ます。

 

Hiro