七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

竹の子退治

2008年05月08日 | 大三島での生活
ゴールデンウィークは、ずーっと晴れ

お天気しだい “ 毎日が 自分曜日 ” 

“ 晴耕 雨木工 ” “ 晴耕 雨大工“  の 我家は
“ 農作業三昧 ”のゴールデンウィーク でした。

世間とは反対に、
密かに雨が降るのを期待していた夫ですが、

みかん畑の草刈りから戻るや
「みかんの苗木が水切れで、枯れそうや。水やりに行こうか。手伝ってや」

「えっ! 水やり!」 
みかん畑には、井戸も、ため水もなし、
農薬防除をしない我家には、デッカイ水タンクもなし

苦肉の策は
もらい物のブリキの衣装缶に、家から水道水を運ぶしかない。
人力頼りで、報いられない努力かもしれませんが、
夫が3年かかって育手たみかん苗のためなら
妻として、頑張るしかないようです。


ご近所から戴いたブリキ衣装缶での水運び

道中、随分とこぼれて、水が減ってしまっている。


1本に付き、バケツに半杯ずつ

 
枯れてしまった、清見オレンジ 
ライムは元気そう  

ほんのわずかな水ですが、
これで、なんとか、活きついてほしい。



ゴールデンウィークといえば、筍シーズンでもあります。
筍掘りにも、早く行かなくては。

 先日も 
「あんたんとこ、竹の子、はよ、つっころばさにゃあ、竹になってしまうで」
と教えてくれるYさんに、

「気にはなっているんですが、なかなか手がまわらなくて」
と、返事をしていた夫です。

「ホンマや スゴイ伸びてるで
 Yさんの教えてくれた通り、
はるみ畑には,竹の子がにょきにょき出ていました。 




はるみの木のすぐ傍にも、こんなに大きな竹が。



とりあえず、美味しくない竹の子は、つっころばして
竹の子退治です。

美味しそうな筍だけを、丁寧に掘り出す。

本日の収穫は、みかんキャリー3杯。



つっころばした竹の子と背比べして喜ぶ妻 



筍は、瓶詰めにしておくと、
冬の鍋物やすき焼き、炒めものに重宝する。

 
大鍋に入るように筍の皮を剥き、鍋に入れる。

そして今夜のおかずも、やっぱり筍の煮物
「筍とワカメと、そしてフキも炊きたいな」

筍を煮ている間に、フキ採りに行く。


フキの生えている場所をKちゃんが教えてくれた。

茹で上がった、ホカホカ柔らか筍を、取り出し



適当な大きさに切って、瓶に詰め



蓋をして、脱気殺菌する。


脱気殺菌した瓶詰めを倒立冷却する。



出来上がったら、夜になっていた。

20瓶近くの筍の瓶詰めができたから、

とても、楽しいゴールデンウィークの1日でした。




今春 初筍掘りは、4月17日でした。その様子も、どうぞ。

コメント
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