七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

訪花昆虫 

2008年05月23日 | 無農薬みかん栽培
大三島は、みかんの花の香りが、漂よっています。



柑橘の中では、伊予柑の花が一番に咲き始める。

暗闇の中で、みかんの花の香りに包まれると、
妖しげな世界に引きこまれそうな気分になります。


びっしりと花をつけた、伊予柑の木


みかんの花の香りに誘われて、
みかんの花蜜を吸うために、訪花昆虫もやってきます。

カメラを近づけても、逃げようとしない虫たちです。

虫たちも、みかんの花の妖しげ香りに惑わされて、
恍惚と蜜を吸っているのかもしれません。


ハナムグリ 背中に花粉を付けている


ミツバチ?


みかんの花の蜜を吸いに来るだけなのに、
多分、悪いことはしないのに、訪花害虫と呼ばれ、
みかん農家からは、農薬散布で殺される虫たちです。

 なぜ害虫かと言うと、、
  密を吸う時、実となる子房部分に、足や口で小さな傷をつける為
  みかんの実が大きくなるにつれ、傷も大きく広がって、
  外観が汚くなり、商品価値が下るからです。



訪花昆虫の足跡や噛み傷のある、我家の無農薬ハッサクです。
訪花昆虫のつけたキズがあっても、中身は全く大丈夫なんですが。



 2007年のみかんの花咲く頃の様子は、こちらをどうぞ





 みかんの木のブローチ   果物の木シリーズ
     材 みかんの木 塗り えごまオイル  七曜工房作



  

   
ヤマボウシ サクラソウ ベロニカ ハナミズキ クレマチス





”みかんの木のブローチ” は、大三島の道の駅でも、販売中です。







コメント (2)
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