七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

コモンマロー

2008年05月20日 | ハーブ園
  源氏物語の ”葵の上” は、
   一日花のコモンマローのように、薄命であったけれど、
   鮮やかなコモンマローのように、人目を魅きつけたのであろうか。
   そして、高貴な女人の館は、
   葵がどんなふうに咲いていたのだろう。

 「葵御殿じゃね」 と評されたのが、気に入って 
 
 毎年、挿し木をして増やし続けては、
 コモンマローの花で一杯の七曜工房をめざしています。
       
    以前、園芸店で苗を購入したことがあった。
    初代苗より、ぐんぐん大きくなるので、楽しみにしていたら、
    いっこうに赤い花が咲かずに 葉っぱばかりだった。
    多分、オカノリだったのかもしれない。
    それは、それで貴重な野菜なのだが。
   アオイ科の植物は、近くに植えるとお互い交雑するそうである。
   
それ以来、オカノリを抜き、他のアオイ科の植物を寄せ付けず
初代コモンマローだけを、箱入り娘のように大切に育てている。
   
 そして毎年、無事交雑せずに、鮮やかな赤い花を咲かせてくれるか
 少し心配しながら、花盛りを待つのである。


今年もコモンマローの鮮やかな花が、無事咲き始めました 


 で、 “葵御殿” を、ネット検索すると 
 
 「えっ、ソープランドばっかりやん  源氏物語はどこいったあ~
  と、かなり、ガックリしてしまったけれど。


 
 今年もまた、"チャレンジ・ザ・マジックティー  
 
 コモンマローの花の目も覚めるような鮮やかな色を見せたくて、
 コモンマローティーを飲ませて、驚かしたくて、
  
 只今、せっせっと摘んでは、ドライハーブにしています。


コモンマローの鮮やかな色 摘んだコモンマローの花にも蜂がやってくる。


ハーブは今が収穫時期です。
ローズマリー、ラベンダー、セージ、フェンネル、サザンウッドなど乾燥中



「チャレンジ・ザ・マッジクティー」です。




"種明かし" は、
 こちらをごらんください。

 
コメント
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