12月14日(日)大潮 午前4時 マイナス潮32センチ
潮時表を見ていた夫が、叫んだ。
「サザエが獲れるぞ。 行くか? 3時起きやぞ」
「サザエ、食べたい 起きる。 起きれる」
真っ暗で、寒~い真夜中の 3時
「ハヨ、起きな、先に サザエ獲られてしまうで」と
せき立てる夫に
「こんな真夜中に 海に行く人なんか いいひんわぁ~」
と、寝ぼけまなこで応える 妻
しかし、しかし、
秘密の漁場に着くと
暗闇の海岸には、懐中電灯が、三つ、四つ
サザエ獲りの人が あちらこちらにいて、吃驚仰天
胴長靴を新調した夫は、
サザエ獲り名人のAさんからのアドバイスどおり
水際をさまようが、
いっこうに、サザエに出会わず
「どこ探すのぉ~」
「石ひっくり返すのぉ~」
どこを、どう探すのか、すっかり去年の様子を忘れてしまい、
ウロウロする妻は、
それなりに
ヒジキを見つけたり
ヒトデを見つけたり
が、
手足が冷たくなり、つまらなくなった頃
ウォ~ なまこ発見
今度は、馬糞ウニ発見
やっぱり、海はいいわぁ~
しかし、結局、目的のサザエは1匹も見つけられず
「イノシシが 食べたんと違う」
「イノシシ、サザエの殻は よう割らんやろ」
「もう、先に 人が入って、獲られんたんかもしれんなぁ。
去年は11月やったから。12月では遅いのかも」
本日の収穫は
牛の舌1匹 なまこ大小5匹 馬糞ウニ5ヶ そして
ヒジキ少々
そして、そして、
大三島移住以来、アワビを 初めてゲット
今夜の夕食は、
レモン焼酎を飲みつつ 妻だけですが
アワビの刺身
1日冷蔵庫に入れておいても、まだ生きていたアワビ
なまこの酢の物
ウ~ン、なまこって、どう調理するんだった
石鹸みたいに、手のひらでヌルヌル洗っていたら、
内臓がニュ~ととび出た。
一番小さいのは、どうも、なまこではないらしい
1瓶なまこの酢の物ができた
牛の舌の塩焼き
馬糞ウニ
初ヒジキは
只今、薪ストーブで炊いています。
「今年は、サザエまでもが、みかん同様 裏作」
2007年のサザエ獲りの様子は、こちら です。
そして、サザエご飯は、こちら です