「琉球王国のグスク及び関連遺産群(沖縄):今帰仁城跡」・・・かつて沖縄には首里城を中心とした琉球王国があり5つのグスク(城)と4つの関連遺産が世界遺産に登録されています。琉球王国の統治者が築いた城は「グスク」と呼ばれ、最大の特徴は緩やかな「曲線」の城壁や「石造アーチ門」です。「今帰仁城跡」他のグスクの城壁は珊瑚の石灰質が堆積してできた加工しやすい琉球石灰岩で築かれているのに対し今帰仁城は敷地内から採れた古生代石灰岩と呼ばれる堅い石が使われているそうです・・・約1.5kmにもおよぶ城壁は自然の地形にあわせてつくられた美しい曲線・・・まるで万里の長城のようですね。