庭園の散策路は、グランドプリンスホテル高輪・新高輪と
も結ばれ、都心とは思えないほどの静かな緑の中にたた
ずむ、閑静な場所です。
18世紀初期にドイツのザクセン王国の国王、アウグスト強王が金を作らせようとしていた一人の錬金術師が1707年に赤茶色の陶器を開発。目標としていた白磁とはほど遠いものでしたが、1708年についに東洋の白磁と同じものを作ることに成功。これがマイセン磁器の誕生となりました。1710年にアウグスト強王は「王立ザクセン磁器工場」を設立。これがマイセン磁器製作所の始まりです。最初は東洋のデザインをそのまま模倣していましたが、1720年から30年にかけて招かれたヨーロッパの絵付師たちによってヨーロッパのデザインになりました。マイセンのトレードマークは、贋作防止のために1720年に作られましたが、当時はAR(アウグスト強王の名から)でした。その後、1723年から2本の剣が交差したデザインに変わり、何度かのデザインの変更を経て現在のマークになっています。
写真左のプレートは非売品ですが、何とかゲットできました!