丸い窓は「悟りの窓」といわれ、何事にもとらわれないおおらかな気持ちを「禅と円通」の心で表し、角窓は「迷いの窓」といわれ、生きることや病、死ぬことなど日々のさまざまな苦しみの「人間の生涯」を表しており、いずれも仏の教えを象徴しているそうです。この二つの窓は、まず迷いの窓の前で自問自答し、そのあと悟りの窓の前で自分を見つめ直すことで、純粋な本来の自分に変わることができると言われています。
日本国歌にうたわれている「さざれ石」とは、ちいさな石という意味です。さざれ石は、年とともに大きく成長し、岩になると信じられている神霊の宿る石だそうです。
龍安寺にある知足の蹲踞(つくばい)。「吾(われ)唯(ただ)足(た)る〔こと〕を知(る)」「足ること知るものは心安らかなり」:孔子の言葉自分の身分をわきまえて、むさぼりの心を起こさぬこと。
ハロウィーンとは、毎年10月31日に行われる、古代ケルト
人が起源と考えられている祭りのこと。
キリスト教 諸聖人の日の前夜祭り(All Hallows eve)が
訛ってハロウィン(Halloween)と呼ばれるようになったそ
うです。秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す祭りでしたが、
現代では特にアメリカで民間行事として定着し、祝祭本来
の宗教的な意味合いはほとんどなくなっています。
湖国三大祭の1つ。京町三丁目ある天孫神社の例祭です。江戸時代初頭から行われていた祭礼で、県の無形民俗文化財に指定されています。古くは四宮祭と呼ばれました。本祭当日には、ゴブラン織りや精巧な金具に飾られた、豪華絢爛な13基の曳山巡行があり、一連の行事の中でもっとも人気の高いハイライトです。コンコンチキチンの囃子とともに、所望場所で巧妙なからくりを演じながら巡行します。