1863年、エーゲ海東北のサモトラケ島で、フランス領事シャルル・シャンポワーゾが、まずパロス島の大理石で作られた女性像トルソを発見した。 続いて周辺からは、同じ大理石で作られた118点の断片となった翼の部分が見つかった。これを復元したところ、有翼の勝利の女神「ニケの像」であることが分かった。 出土品は、フランスに送られ、1884年、ルーブル美術館の「ダリュの階段踊り場」に据え置かれた。羽根を付けた勝利の女神は、サモトラキ島にあった、偉大なる神々の神殿に張り出していた船の船首に立っていた。この建造物は、前2世紀初頭の海戦の勝利を記念するため、ロードス島民が奉納品として献上したものと思われる。姿勢の劇的効果、動きの力強さ、力動感あふれる襞をもつ
ヘレニズム時代のこの作品は、クラシック時代の基準と交わりながら、ペルガモンのバロック的彫刻を予兆する。英語ではナイキ (Nike) と発音。世界的スポーツ用品メーカー「ナイキ」社の社名はこの女神に由来。トレードマークはこの女神の翼をイメージしたもの。あと少しでロンドンオリンピックです。 がんばれ日本!
シャガールが使う青色は、ラピス・ラズリのように深く吸い込まれるような青で『シャガール・ブルー』と呼ばれます。
<シャガール(色彩の魔術師) : オペラ座の天井画>
<St.Stephans-kirche のステンドグラス>
フェルメールが使う鮮やかな青の美しさは、天然ウルトラマリンという顔料に由来し『フェルメール・ブルー』と称えられています。
<フェルメール(光の魔術師) : レースを編む女>
ラテアートとはエスプレッソにスチームして温めたミルク
を注ぐときに描くデザインです。エスプレッソの持つ茶色
とスチームされて泡だったフォームドミルクの持つ白色
が混ざり、カップの上にハートやリーフを描きます。
雨が続きますが、気分転換にどうぞ!
会津北西部の山麓で栽培された玄そばのみを使った、そば
100%の更科そばと、厳選した最高級のかつお節、あだた
ら山系や裏磐梯の湧き水でじくり仕上げたつゆの、絶妙な
美味しさを是非ご賞味下さい!
<おまけ画像>
蔵王山の麓で育った山神流古代木こりそばとは、昔、深山
で寝食をとり伐採の跡地にそばの種を蒔き収穫したものを
杜人(そまびと)たちが自我流調理で食べていたそうです。
「古代木こりそば」は、引き締まった味わいを醸し出してい
ます。「こねる、打つ、切る」の手作業を行い、そばに含まれ
るほのかな甘い香りを大切に残しながらも、そば本来のコシ
の強さを守り続けています。
そば粉100%の手打ち十割蕎麦「山神流古代木こりそば」
をご賞味下さい!
<蕎麦街道>
村山市周辺は昼夜の温度差が激しく古より蕎麦栽培が盛
んであったが、主に「かいもち(そばがき)」として食に供され
ていた。そば切りの技術は信州高遠城主・保科正之の米沢
移封時にもたらされ庶民家庭の伝統食として根付いた。
「焼畑は男の仕事、蕎麦打ちは女の仕事」とされ、技術も道
具も母から娘へと受け継がれるようになったのである。
蕎麦屋の出現は遅く明治末期であるといわれる。そば打ち
の上手な家が頼まれ仕事をやっているうちに蕎麦屋になっ
たといわれるが、今日では「町興し」の重要な一役を担うま
までに成長。
<おまけ画像>