奈良散策 第466弾
5月28日に馬見丘陵公園に行ったのですが、その続きです。この日はハナショウブの葉の主脈が目立つかどうかを確かめるのが目的でした。でも、ひょっとしたらヒナゲシとバラもまだ咲いているかなと思って、その様子も見に行きました。
ヒナゲシは南エリアに一斉に咲いているはずだったのですが、行ってみるともうすでにこんな状態でした。
でも、花は綺麗でした。
それで、諦めて中央エリアに行きました。そこに咲いていたキンシバイです。こちらは満開です。
ここから菖蒲園の方に向かって歩きました。菖蒲園の入り口に咲いていたシモツケです。これも見頃です。
これはたぶん、ヘメロカリス Hemerocallisというユリ科の栽培種だと思います。
そして、菖蒲園に着きました。まだちらほらという感じです。
早速、花と葉を見てみました。これは「蛇篭の波」という品種です。ハナショウブはその栽培された場所により江戸系、伊勢系、肥後系、長井系(山形県長井市)の4系統に分けられるそうです。これは江戸系です。「植物検索ハンドブック」を見ると、葉の主脈が太くて目立つのはノハナショウブとその園芸種であるハナショウブ、主脈が細くて目立たないのはカキツバタとアヤメになるようです。葉を見ると確かに主脈が見えています。
これは江戸系の「潮来」です。やはり主脈が見えています。
「水の光」江戸系です。
「蛇の目傘」江戸系です。
こちらは「長井秀峰」長井系です。
「沖の白波」肥後系。
「揚羽」江戸系。
菖蒲園の入り口から見た風景です。
これは菖蒲園入り口付近にあったヤマボウシです。
バラ園もほぼ終わりという感じでした。これは「ゴールドバニー」という品種。
そして、これは「ラセビリアーナ」。
これは何でしょうね。バラ科は確かそうですが。
このススキはハチジョウススキ斑入りでしょうか。
ネモフィラの花も少しだけ咲いていました。
これは白いネモフィラ。
これはガウラ Gaura lindheimeri。アカバナ科でヤマモモソウとか、ハクチョウソウとも呼ばれているようです。
最後はクリの花でした。