奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

用水路脇と佐保川土手で虫探し

2022-06-11 20:58:59 | 奈良散策
奈良散策 第473弾


6月2日の午前中にいつもいく用水路脇で虫探しをしました。この後、佐保川土手にも行ってみました。



まずはマンションの近くにあるクリの木で虫探しです。アゲハが1匹いるだけでおよそ虫の姿は見られません。



金網にコメツキが止まっていたのですが、ちょっと離れていてよく分かりません。



いつもの用水路に着きました。ここには無人の建物があるので、まず、その壁で虫探しをします。これはサビヒョウタンナガカメムシではないかと思います。



そして、これはシバツトガ。この日はこの2匹だけでした。





後は用水路脇の草むらにしゃがみこんで虫探しをします。これはウロコアシナガグモ♀だろうと思いますが、「日本のクモ」によると、♀だとエゾアシナガグモとの区別が難しいとのこと。



アブの仲間だと思うのですが、何でしょうね。





これはたぶん、アシナガバエ科のAmblypsilopus属だろうと思います。





これはキマダラカメムシ





これはトウキョウキンバエかなぁ。



そして、チャバネセセリ







虫探しはこのくらいにして、佐保川土手に行ってみました。黄色い花がいっぱい咲いています。これは昨年も見ました。セイヨウヒキヨモギというヨーロッパ西部原産の半寄生植物です。



脚の色からはマガリケムシヒキの♀の方でしょうね。





これは西アジアから北アフリカ原産のクスダマツメクサ







エノキの葉についている虫えいです。ネットで探してみると、エノキハイボフシと呼ばれるフシダニの一種の虫えいのようです。



これはスジブトヒメヒロクチバエ



そして、メダカナガカメムシ



これはたぶん、コガネグモ



それから、ヒロオビトンボエダシャク



帰りにもう一度、マンションのそばのクリの木を見てみました。やはりアゲハ1匹だけ来ていました。(追記2022/07/03:ささきさんから、「アゲハがクリで吸蜜するとは思いませんでした。過去に観察例があるのかなぁ? 私は見たことがありません。相当珍しいことと思いますが…。ちなみに一番最後の「アゲハ」はキアゲハだと思います。」というコメントをいただきました。どうも有難うございました

雑談)新型コロナウイルスの勉強をまとめたものを製本しようと思って、この間から目次と索引づくりで手こずっています。Wordでは目次も索引も自動的につくってくれる機能があります。目次はうまくできたのですが、索引は700項目ほどあり、そのうち、60項目くらいが自動索引登録で受け付けてくれません。ほとんどが英語と日本語が混じった用語なのですが、何度やってもうまくいかないので、これらだけ手動で入れることにしました。なかなか大変ですね。