本日も以前勤めていた会社で要職を務められた山口さんが書かれた随筆集の「朝の言葉」と
いう小冊子からの第3回目で富士山噴火です。
「過去2000年間の歴史時代には、富士山は75回ほどの噴火を記録している。
これを単純に割り算してみると、30年に1回くらいは噴火をおこしてきたことになる。
この観点で見ると、富士山が江戸時代から300年間もマグマを出してこなかったのは、異常
なことである。」(鎌田浩毅「富士山噴火」より)
これを受けて山口さんは次のようにコメントされています。
火山学者は私たちは「運よく形のもっとも良い時期に巡り合わせただけだ」といいます。
300年前の1707年、富士山は「宝永噴火」と呼ばれる大爆発を起こしました。
火山灰は風に乗って関東平野に降り、昼間も薄暗くなりました。
火山灰は10日異常も降り続き、横浜では10センチ以上、江戸では5センチもの厚さに堆積し
ました。
火山灰の正体はガラス質の細かい破片だそうです。
水に溶けず、いつまでも消えることがない。
乾燥すれば何週間も舞い上がり、雨が降ると固まって漆喰のように硬化するそうです。
眼に入ると痛くて眼を開けていられないし、角膜を傷つけます。
のどに入ると気管支や肺胞を痛めますから、外出するときはゴ-グルのような防塵眼鏡とマスク
が必需品です。
さらに、現代においては電気機器、コンピュ-タ-システムの障害、交通機関への影響、銀行の
ATMの停止、企業のホストコンピュ-タ-などへの影響の懸念です。
要するに富士山の噴火は山麓周辺に大災害を与えるだけでなく、首都圏全域、悪くすれば全国、
海外にまで通信、運輸、金融面の大被害を及ぼす可能性があるということです、と。
いう小冊子からの第3回目で富士山噴火です。
「過去2000年間の歴史時代には、富士山は75回ほどの噴火を記録している。
これを単純に割り算してみると、30年に1回くらいは噴火をおこしてきたことになる。
この観点で見ると、富士山が江戸時代から300年間もマグマを出してこなかったのは、異常
なことである。」(鎌田浩毅「富士山噴火」より)
これを受けて山口さんは次のようにコメントされています。
火山学者は私たちは「運よく形のもっとも良い時期に巡り合わせただけだ」といいます。
300年前の1707年、富士山は「宝永噴火」と呼ばれる大爆発を起こしました。
火山灰は風に乗って関東平野に降り、昼間も薄暗くなりました。
火山灰は10日異常も降り続き、横浜では10センチ以上、江戸では5センチもの厚さに堆積し
ました。
火山灰の正体はガラス質の細かい破片だそうです。
水に溶けず、いつまでも消えることがない。
乾燥すれば何週間も舞い上がり、雨が降ると固まって漆喰のように硬化するそうです。
眼に入ると痛くて眼を開けていられないし、角膜を傷つけます。
のどに入ると気管支や肺胞を痛めますから、外出するときはゴ-グルのような防塵眼鏡とマスク
が必需品です。
さらに、現代においては電気機器、コンピュ-タ-システムの障害、交通機関への影響、銀行の
ATMの停止、企業のホストコンピュ-タ-などへの影響の懸念です。
要するに富士山の噴火は山麓周辺に大災害を与えるだけでなく、首都圏全域、悪くすれば全国、
海外にまで通信、運輸、金融面の大被害を及ぼす可能性があるということです、と。
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