「風立ちぬ」の二郎を子どもっぽい、と評した人がいます。
そうでしょうか?それなら男性のほぼ全員が子どもだと思う、今も昔も
どんな偉大な実業家も、どんな権謀術数を操る政治家も、
中身は、あきれるほど子どもっぽい部分を持ってたりする。
仕事を辞めて、菜穂子に尽くさない二郎を責めることはできないし、
菜穂子もそんなこと望んでいない。
だって男ってそんなもんじゃん。日本人の大好きな坂本龍馬を始めとする幕末の志士とかさ。
宝塚の演目の中にも、そんな男がいっぱい
「マリポーサの花」のネロとか。セリアを残して(もう軍人でもなんでもない、ただの一般人なのに)
再び戦場に向かっていくネロを、周囲の人たちは
「ウソー」「信じられなーい」「理解できなーい」と非難囂々だったけど。
好き嫌いは別にして(そんな男を恋人にしたいかどうかは別にして)
私はそれって普通やろ、って思いました
宮崎さんはべつにロミジュリみたいな究極のラブ・ストーリーを作ろうとしたわけじゃなく
普通に戦前の男女を、あの時代の流れを背景に描こうとしただけじゃないかな。
そして今現在をかえりみると、女性の置かれている状況は、
実はあの頃とそんなに変わってないんじゃないかと、
映画を見ながら考え込んでしまいました。
今でも、夢をあきらめるのはいつも女のほうだもの。
(菜穂子に二郎のために、あきらめた夢があったわけじゃないですけど。)
そして砂を噛むような、生殺しの長い年月を、生き続けなければならない。
それを理解している男達は1%もいないでしょうね
そりゃあ、少子化になるわけだ。
それを曽野綾子氏は「わがまま」というんだから、
小説家とは思えない想像力の貧困さだわ。
そうでしょうか?それなら男性のほぼ全員が子どもだと思う、今も昔も
どんな偉大な実業家も、どんな権謀術数を操る政治家も、
中身は、あきれるほど子どもっぽい部分を持ってたりする。
仕事を辞めて、菜穂子に尽くさない二郎を責めることはできないし、
菜穂子もそんなこと望んでいない。
だって男ってそんなもんじゃん。日本人の大好きな坂本龍馬を始めとする幕末の志士とかさ。
宝塚の演目の中にも、そんな男がいっぱい
「マリポーサの花」のネロとか。セリアを残して(もう軍人でもなんでもない、ただの一般人なのに)
再び戦場に向かっていくネロを、周囲の人たちは
「ウソー」「信じられなーい」「理解できなーい」と非難囂々だったけど。
好き嫌いは別にして(そんな男を恋人にしたいかどうかは別にして)
私はそれって普通やろ、って思いました
宮崎さんはべつにロミジュリみたいな究極のラブ・ストーリーを作ろうとしたわけじゃなく
普通に戦前の男女を、あの時代の流れを背景に描こうとしただけじゃないかな。
そして今現在をかえりみると、女性の置かれている状況は、
実はあの頃とそんなに変わってないんじゃないかと、
映画を見ながら考え込んでしまいました。
今でも、夢をあきらめるのはいつも女のほうだもの。
(菜穂子に二郎のために、あきらめた夢があったわけじゃないですけど。)
そして砂を噛むような、生殺しの長い年月を、生き続けなければならない。
それを理解している男達は1%もいないでしょうね
そりゃあ、少子化になるわけだ。
それを曽野綾子氏は「わがまま」というんだから、
小説家とは思えない想像力の貧困さだわ。