水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

花燃ゆ

2015-03-16 | 日記
今年の大河ドラマ「花燃ゆ」。人気無いみたいですねぇ“地味大河”とか言われてるらしい
主人公は無名の女性。大奥や宮中のように、華やかな舞台背景も無いし
実際私も今年の大河はスルーしよ、って思ってました


岡田くんのお芝居が好きなので、去年の「黒田官兵衛」は見ました。
面白かったです特に荒木村重に幽閉されて以降が
官兵衛の描き方に陰影が出て、腹のさぐり合いとか、それぞれの立場での駆け引きとか、
一筋縄ではいかない感に、ドキドキしました
大河ドラマの主人公って、完璧過ぎ、いい人過ぎてつまらん、ってことがよくあって、
それが元で大河を見なくなってたんですよね。
立派な人が、立派な業績を残した話って、予定調和な感じ満載で
現実感が無いですから


スルーしようと思っていた今年の大河ドラマ。
見ようと思ったのは、松陰役の伊勢谷友介さん
昔、白洲次郎役をされていたのを見て、ファンになりました
男前で骨太で、芯が通ってて更にお洒落で、メチャ格好良かった
第2次大戦が中心の話は、何かきっかけが無いと見ない方です。
その時は、宝塚で理事様(轟悠)主演の白洲次郎の話を上演したことがあったので、
見る気になったみたい
見て大正解その頃今時男子に魅力を感じなくて
映画もドラマも見ない時期だったのですが超久しぶりにリアル男子にトキメキましたもの


超有名な吉田松陰の妹とはいえ、歴史的には無名。
歴史の舞台の中心が、京都や江戸に移った時、どう描かれるのかに注目しています。
「八重の桜」もそうですが、その時代の武家の女性は、自由に国元を出られませんから、
どうしても置いてきぼり感があるんですよね。遠くで心配してるだけ。
今年の大河の主人公は誰だっけか?なことになりかねない
そこをどう乗り切るのかな、と

現在は考えようによっては、超迷惑な兄松陰に振り回されてるのが面白い
ある意味フーテンの寅さんに似ていて、家族や周囲を巻き込んだホームドラマっていう感じです

松陰は、とんでもない感化力で若者達を覚醒させていく、超危険人物
乱世だからこそ、生まれてきた人だなぁと思いました
もし、この人が明治の世まで生きていたら、どうなっただろうって考えちゃいます
(やっぱり生きられなかっただろうな、とも思いますが

今のところ、意外と面白い(失礼)というのが、私の感想です






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする