水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

組替えと振り分け

2019-02-18 | 花組
花組関連の公式発表がありました。

まずは組替えから。
ひっとん(舞空瞳)が「カサノヴァ」東京楽後に星組に組替え。

これはまぁ、まこっちゃん(礼真琴)の相手役にほぼ決定した、と考えていいんでしょうねぇ
直前に変わることもあり得るので、発表まではまだわかりませんけど
ひっとんは星組初舞台で、その時まこっちゃんと関わりがあったみたいですね。
でも舞台上では一度も絡んでない気がするんですが。去年のタカスペで同じ場面に出たりしてましたっけ?

本当に組むことになったら超実力派コンビの誕生、ということになりますね
歌もお芝居も普通に上手いと思いますが、何よりダンサーのイメージが強いので、ダンサーコンビになりそう

心配なのは小顔で高身長なところかな実際に並んだ時に、まこっちゃんとの並びが合うのかどうか…

もう一つの心配は経験不足。
102期なので、研4で娘1就任ということになります。研4での就任はこれまでも超路線の娘役にはありましたけど。
それならそれで、なんでもう少し早くに経験を積ませなかったのかな、と疑問に思います。
その気ならいくらでも機会があったはずなのに。

このまま就任だと、次の星組で新公ヒロを演ったとして新公ヒロ2回、別箱Wヒロイン1回(それも再演物)だけで就任になります。
オリジナル作品の単独ヒロを演らないまま、娘1就任って今までにあったんでしょうか???
前花組娘1でさえ、バウヒロを1回は演ってから花組へ組替え娘1就任だったんですが。


なんだか今まで以上に劇団が何を考えてるか読めません
これまでの前例はもう意味がなくなるんでしょうか?
改元を前にして、大きく変わろうとしているのかもしれません。



そして今日、花組別箱の振り分けも出ました。
なんというか、横アリの特出が凄いことに
ちなつちゃん(鳳月杏)なんて、月組に組替え後に特出ですし
「花より男子」組は出ないんだろうな、と思ってたら、しっかり特出メンバーに入ってますし。
結局花組のほぼ全員が、1回は出るみたいですねスゴ~イ
特出組は数曲みたいなので、公演毎にその出演場面の曲とかが変わるってことなんでしょうね。
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「群盗」

2019-02-18 | 宙組
先週になりますが、宙組DC公演「群盗」行ってきました。
昨日楽でしたね。おめでとうございます。東京公演も頑張って下さい。

ネタバレ少しあります








情報ほぼゼロで観ました伯爵の跡取りキキちゃん(芹香斗亜)が、若気の至りから、転落していく悲劇とだけ。

直前に観た公演が、私的に残念な作品だったせいか、もの凄くいい作品に見えました
正直そんなに期待してなかったんですけどね
セットにしろお話の展開にしろ、かっちりと締まった作品だなぁと思いました。
下級生が多い印象ですが、頑張ってましたね。宙組の下級生に詳しくないのが残念でした


いくら若気の至りでも、犯罪はダメでしょ、と思っていたのですが、そこに至る過程に陰謀があったり
啓蒙主義があったりして、ちゃんと説得力があったと思います。
シラーの戯曲処女作だそうですが、さすがですねぇ面白かったです

なんだか切ない話でしたね。嫉妬とか、誤解とかが無ければ
それぞれの役の行動に必然があって、単純に悪とも善とも言い切れないところが、文学作品だなぁと思いました。
悲劇のラストに向けて驚かされる展開でしたが、一番驚いたのは、もえこ(瑠風輝)フランツの最後の行動で、意外でした。
あれ、原作も同じなんでしょうか


とてもいい作品だと思います。

ちょっと残念だったのは音楽かな
キキちゃん始め、じゅりちゃん(天彩峰里)、もえこと、歌える人が多いのに、単純な曲が多かった気がします。
国と時代的に、ベートーベンとドイツの民謡を使ったのはイイと思うんですけど。
なんか勿体ない気がしました
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