水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

之定に会いに京都文化博物館へ

2019-09-23 | 日記

娘が突然ヤオイソに行きたいと言い出しまして(ヤオイソは京都の有名なフルーツパーラー)

え、なんで?今日じゃなきゃダメなの?と思いましたら、娘のブドウ好きを知った先輩に“期間限定”のブドウのパフェを教えられたそうで

月末までに行けるのは今日しかない、とお天気イマイチな中、連休中に行ってきました

せっかく京都に出るなら、他に何かないかなと調べて見つけたのがこちら

京都文化博物館の「百花繚乱 ニッポン×ビジュツ展」です。

 

何に惹かれたかというと二代和泉守兼定、通称之定の刀に会いたいな、と思いまして

兼定の刀については、実はいろいろと間違って覚えてまして

トシさんこと新選組の土方歳三さんの愛刀を之定だと思い込んでたんです

多分昔読んだ小説の中に、トシさんが

「之定だ」

って話してる場面があったはず、なんですよね~。誰の何という小説だったか覚えてないんですけど

それで30年以上、トシさんの刀は之定だと思っていたんです。

ところが数年前、NHK様の「歴史秘話ヒストリア」で日本刀を取り上げた回を見てましたら、

トシさんの刀は幕末の“会津の刀工”和泉守兼定だと出てきてひっくり返りました

兼定って中世の刀工じゃなかったのかとショックを受けました

 

ところが今回の美術展のサイトに載ってる兼定をよく見たら、室町時代って書いてある

エエッどういうこと~ともう一度調べ直したら、之定は室町時代の刀工、そして4代以降は会津に移ったそうな

つまり、トシさんの刀は会津に移った兼定の刀だったってわけです。

やれやれそういうことかぁ~

トシさんの愛刀の刀工ではないけれど、同じ流れの刀工だし、元々中世の刀の方が好きなので、行ってみることにしました。

 

雨なので少しは人少なめかな、と思いましたけど、こんな地味そうな展覧会(失礼)なのに、すごい人でした

実はそんなに期待してなかったんですけど、凄く面白くて見応えもありビックリでした

日本文化の切り取り方、視点が面白かったですし、展示方法も工夫を凝らしてて斬新でした。

何より驚いたのは撮影OKだったこと動画とフラッシュは禁止でしたけど。

ここ何年か、美術館博物館から遠ざかってたので、いつのまにこんなに進化したんだとビックリでした

人が増えるのは私としては残念なんですけどね

 

で、肝心の之定ですが、会えませんでした~

展示替えがあったみたいです之定には会えませんでしたが、そのかわり近藤局長の虎徹に会えました

カッコ良かった~

 

博物館を後にして、ヤオイソで娘はブドウのパフェを、私はフルーツサンドとパイナップルジュースを頂きました。

美味しかった~また行きたい

コメント
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