水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

ゴシップ週刊誌

2019-10-27 | 宝塚

最近なんだか界隈がザワついてるな、と思ったら、またあの週刊誌ですか

ヒマですね〜。少し前に話題になった記事が出た時、あれ?って違和感がありました。
週刊文春って、こんなしょーもないネタを記事にするんだ〜
よっぽどネタに困ってるのか、売れ行き不振で経営が傾いてるのかなぁと
 
それで今度は、下らないアンケートをやって、ろくな取材もせずに記事にする気なんですね
 
※ちなみに、宝塚界隈では“推し”なんて言葉は存在しません。
 その程度は基礎中の基礎なので、“記事”にするつもりなら最低限知っておいてほしいですね
 
まるでワイドショーネタ満載の女性週刊誌、ゴシップ週刊誌みたいじゃないですか?
女性週刊誌の記事ときたら、数字から何から盛り盛りの嘘っぱちだらけ。
ちょっとその方面に詳しい人間が読んだら、噴飯ものでお話にならない、信頼性限りなくゼロに近い記事ばっかり。
あれでよくマスコミを名乗れるな、ってくらい自らの信用をドブに捨ててます。
ネット上に溢れるフェイクニュースとどこが違うのよ、って思うくらいの低レベルですよね
 
まあビックリ週刊文春って、そんな低俗なゴシップ週刊誌だったんですね知らなかったわ〜
知らなかったのは私だけ?
昔からそうだったんでしょうか
 
私の中では、もう少し硬派なイメージだったんですよね月刊文藝春秋みたいな。
月刊誌と週刊誌では元々のコンセプトが違うのかもしれませんけど。
ン十年前にいた職場に、福利厚生の一環で月刊文藝春秋が置いてあって、その頃結構読んでたんです。
今は知りませんが、真面目で重厚、読み応えのある記事が多かったですよ。
政治や社会、科学の記事とか。小説も山崎豊子さんの「大地の子」とかね。
立花隆さんとノーベル賞を受賞した利根川進さんとの、分子生物学に関する対談とか、
文系女子には難しかったけど、すっごい面白かった印象があります(綺麗さっぱり忘れましたけど
 
文藝春秋って、宝塚よりも歴史のある、日本でも有数の出版社ですよね。
芥川賞・直木賞なんていう超有名文学賞もやってますし。
かりそめにもそういう歴史ある出版社の、自らの社名を冠した週刊誌ですよ?
月刊文藝春秋がもし昔と変わってなければ、また文学関係の部署にいる人たちからしたら、
そんなろくでもない低俗週刊誌と同じ目で見られるの、イヤじゃないですかねぇ私ならイヤです
 
昨年、文藝春秋と並ぶくらい歴史のある有名出版社の新潮社で、問題がありましたよね。
新潮45問題。
掲載された、LGBTに対する偏見と差別に満ちた論文に対する批判。
あれは、単純にLGBTに対する差別だけじゃなくて、もっと根深い意味と広がりがありました。
だからこそ世間から批判を浴びたし、新潮社で本を出してる作家さんたちや、社内からの批判もあって、
最終的には社長が内容に問題があったことを認めて、事実上の廃刊にまでなりました。
(なんと言っても誌名に“新潮”が入っていることもあり、出版社としての姿勢が問われたわけですよね。)
 
新潮45が月刊文藝春秋をライバル視してた、というのもちょっと因縁めいてますが
同じように社名を冠した雑誌、っていうのがね~
いずれ社名に泥を塗るようなことをしでかすんじゃないかと、他人事ながら心配しております
 
 
それからファンの皆様も、うっかりアンケートにお答えにならないように
贔屓が推す方に入っても、推せない方に入っても、目を付けられてロクなことにならないですよ
それにアクセスして、PVを稼がせるのもバカバカしいですしね
 
コメント
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