水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

なんだかな

2022-12-12 | 宝塚

今年を振り返ると、月組ファン的には大劇場お披露目から始まり、次の別箱までは順調でした。

その後どの組も次々に止まって、ギャツビーもかなりな期間中止になってしまいました

来年こそは止まらずに、そして客席降りやタカラヅカスペシャルなどのイベントも復活してほしいなと思います。

 

 

ところで宝塚ファンは人事ネタがホントに好きなんだなと思います

ご贔屓様がいれば一喜一憂するのは仕方ないのかもしれませんし、一つの楽しみ方ではありますね。

そういう私も宙組の次期トップはキキちゃん(芹香斗亜)だろうな、くらいの予想はします

さすがにこれは外れないでしょう。違ったら仰天します

 

相手役の娘役トップは難しいですね。

娘1人事は水物で、相手役次第のところもありますし、実力や人気とは別の力が作用することもありますから。

それでも発表がトップ退団公演の集合日以降なら、男役でも娘役でも組内昇格が多いようです。

ただそれも「絶対」ではありません。

結局はその時の理事長や劇団の考え方次第。そしてそれは組み替えも同じです。

 

 

月組にショースターがいないので、誰かが組み替えしてくるという噂が絶えません

確かに、かなとくん(月城かなと)はダンサーではありませんし、おだちん(風間柚乃)も同じです。

真ん中辺りでショーを引っ張れるスターが不足しているというのがその理由なんでしょう。

 

でもね、これまでも度々書いたことがありますけど、かなとくんより踊れない、踊らないトップスターなんて何人もいましたよ。

まさおくん(龍真咲)がそうでしたし、星組のベニー(紅ゆずる)もそうでした。

たまきち(珠城りょう)はダンサーとは言えないまでも、ベニーよりはるかに踊れましたが、一本物が多かったです。

劇団が何を考えてそうしたのかはわかりませんけど。

 

ちなつちゃん(鳳月杏)、ありちゃん(暁千星)が抜けた全国ツアーの「FULL SWING」はちょっと心配しましたが、

下級生が頑張ってくれて新鮮で良かったなと思っています

人数が減る別箱の良さですよね。

 

本公演ではなかなか役を貰えない下級生や脇の子たちが重要な役や歌を任されたり、少人数口に入れて貰えたりする。

そうやって場を与えられて成長し、スター性が花開いていく人も多いです。

あるいは結構な学年の生徒さんが凄い歌ウマだったりして驚くこともあります

 

宝塚は止まらない。新陳代謝を繰り返して100年続いてきた劇団です。

コロナで停滞してましたが、スターが足りなかったら抜擢すればいいんですよ。

立場が人を作るんです。入った時から完成している才能と華がある人なんて、そうそういないんですから。

華があっても見合った実力が無いのであれば努力するしかないですし

 

それで伸びしろのある下級生ならともかく、他組で持て余してるような上級生を押し付けたがるのも勘弁してほしいです

ダンスが上手いだけの人では扱いに困ってしまいます

それも結局は劇団がどう考えるか、なのですが。

 

ショーが地味、と言われましてもね「FULL SWING」がクラシカルで大人なショーで、色味もシックだったからでは、としか

文句があるなら三木先生に言ってほしいです別の演出家の作品なら、また別の顔を見せてくれると思います。

他の組も同じでは?お芝居でもショーでもその時々、あるいは観る人の好みによって当たりはずれがありますからね。

 

ちょっと愚痴になってしまいました

コメント
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