改めまして月組「応天の門/Deep Sea」全公演無事完走おめでとうございます
東京へ行ってから、じわじわ感染者が増えて止まる舞台が出てきていたので、最後まで心配してました。ホントに良かったです
今回はライビュに行けなくて配信で見ました。温かいイイ楽でしたね。
かなとくん(月城かなと)のご挨拶も素敵でした。
涙目のことは時々ありましたけど、あんなにポロポロ涙をこぼす、かなとくんは珍しいような
今回は組み替えしてからお世話になった上級生が多かったせいもあるかな
「俺たちの結愛」には笑わせてもらいましたがファンの間だけでなく組の中でも言われてたのかと
トレンドのおススメに上がっててさらに笑いました。反応した人が多かったってことですよね。
大劇場ぶりの「応天の門」でした。上から下まで、月組生の進化と深化が素晴らしかったです
かなとくん道真も随分変わったなって思いました。お化粧から違ってましたよね。少年ぽさが増してて。
元々の持ち味は大人ですが、三白眼で人をを下から睨むようなとことか、ほんと小生意気な若造って感じで
くるくる変わる表情も大劇場以上に細かく作ってて驚きでした。
それにつれて海ちゃん(海乃美月)や、ちなつちゃん(鳳月杏)の大人感との差が、くっきりしましたし、
やすくん(佳城葵)父上や、がっち(空城ゆう)広相先生とか、下級生だけど大人な役を演ってる子たちが、
上級生のトップ様相手でもまったく引くことなく堂々と演じてて、繊細なニュアンスを的確に演じてるのが素晴らしかったです
てらくん(大楠てら)大拙の思いっ切りのいいビジュアルと重さのあるお芝居も良かったですね。
宝塚初めましての人の度肝を抜いたと思いますそうですよ、宝塚はベルばらやキラキラした砂糖菓子のような作品だけじゃないんです。
最後の大立ち回りで大拙が、松明を振り回してワーワー叫んでる同期の長谷雄あみちゃん(彩海せら)を荷車に乗せて
走り回ってるのには毎回笑わせてもらいました
ちなつちゃんと同期の、からんちゃん(千海華蘭)清和帝。可愛かったですね
高貴さ、育ちの良さが出てました。権謀術数渦巻く宮中であんなに素直な子に育つとは
研18で13歳にしか見えないのスゴすぎました
るうちゃん(光月るう)といい、お芝居をかっちり締めてくれていた組内専科な上級生のお芝居が見られなくなるのは寂しすぎます
それでも、かなとくんが言ってたように卒業していく上級生から受け継いで、これからの月組も続いていくんだなと感じられたお芝居でした。
学年詐称疑惑の付きまとうおだちん(風間柚乃)の成長も素晴らしかったです
大劇場「桜嵐記」の尊氏は、珍しく苦戦していてニヤニヤしたんですが(コラッ)
頭が切れて冷酷で、腹黒いだけではない複雑な基経を、絶妙なさじ加減で演じてて凄かったです
ショーの花園の歌を聞いた娘が、研10の歌じゃない研18の歌だと評してましたが
基経は研18でしたね~次回はどんな、おだちんがみられるのか楽しみです
そしてその基経の少年時代の記憶に深く刻まれた吉祥丸。
原作ではまた少し違うのかもしれませんが、基経が良房の養子に出されることを知らされた日に出会い、
そして兄たちのせいで死んでしまったことを知ったから忘れられなかったのかなと思いました。
その吉祥丸を好演した、るおりあ(瑠皇りあ)は新公の基経も素晴らしかったです。
綺麗な子だし、歌もお芝居もいいし、ちゃんと踊れるし、最後の新公主演来るといいんですけどね
ショーは「秒」で終わりましたね
下級生も大活躍で、暑苦しくて楽しすぎるショーでした終わってしまったのが寂しいです
別箱を経て、次の大劇場公演も二本立てなので、下級生大活躍を期待してます
斎藤先生も、栗田先生も下級生まで使ってくれる先生なので楽しみにしてますよ