水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

結局一番面倒臭いのは、原作ファンのヅカオタなのかも

2018-01-31 | 花組
初日(初見)はどの公演でも、観る側も緊張するものですが

「ポーの一族」は、それに加えて原作ファンだったことで、倍増しになった気がします
本当に、どれだけ緊張してたんでしょうか
舞台の端から端まで、台詞の一言一言、衣装やセットや音楽を見逃すまい、聞き逃すまいとして、凄く頑張って観てました
現代人に近い狂言廻しにイラついたり、細かな設定の違いが気になったり、エピソード詰め込みすぎて説明っぽくなってたり、
曲調が気に入らなかったりして、いちいち現実に引き戻されて入り込めなくて、なんで?と思ったり
でもそれって全部、初日(初見)あるあるでもあったんですよね

2回目は、変なところの力が抜けたのか、すんなり入り込めて、すっごい楽しくて感動しました~
勿論引っかかりが全く無くなったわけではありませんが、そういうのは華麗にスルー
普段でも、誰が何処で何してるかとかを、お芝居でもショーでも気にしながら観てるし、完全オリジナルだったりすると
展開も読めないしで、初見は疲れて純粋には楽しめないことが良くありますが、
今回は原作ファンだったために、細かいところまで気にしすぎたのかも

やれやれメンドーな奴
でも原作ファンで初宝塚の人からは、基本好印象な評価が多いみたいだったので、そういうものなのかもしれません。
他の超人気作品の舞台化でも、よくありますよね。
初めての人は役者もセットも衣装も音楽も、全てが華やかで、見る物全てが珍しいので誤魔化されちゃうのかも
対してヅカオタは、こういう世界に慣れてるし、演出家の癖も、役者のいいところも悪いところも知ってますからね
そしていつもなら、まぁまぁと甘くなるところを、元々原作ファンだったとなると、急に目が厳しくなっちゃう

ホント面倒くさい歌劇団様も大変よね

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