なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

西教寺 風鈴庭園を行く

2024-09-03 05:21:11 | お出かけ

西教寺のお堂は大本坊から回廊を伝って参拝することができます。
回廊にも、点々と風鈴が吊られており、目を和ませてくれます。





まずは本堂にお参りです。
ご本尊は阿弥陀如来(重文、平安時代)です。
ここは撮影禁止なので写真はありません。扉だけ。


左手の建物は客殿(重文、桃山時代)です。
こちらは豊臣秀吉の伏見城にあった宮殿を移築したもので、部屋には狩野派の襖絵が書かれています。



この辺りにはさすがに風鈴がありませんでしたが、さらに先に進むとまた風鈴が。


左手には書院、右手には庭園がありますが、その庭園がビックリでした。


これだけ見ると、お寺とは思えない飾り付けが・・・
ホームページで確認すると、こちらは、「風鈴と和あかり」の会場となっているようです。
7/27~9/8の週末、「境内に光が織りなす極楽の世界」が出現!
申し訳ないですが、昼間に見る日本庭園のイルミネーションは、かなり違和感があります。

廊下に下げられた色々な風鈴。


ちなみに、参拝の途中で金色の風鈴を見つけたら、子供限定で風車をもらえるそうです。

大人向きには、期間限定風鈴見開き御朱印に金印が押してもらえます。
私もいただきましたよ~
   

横は書院です。
そこが和あかりの会場なのでしょうか、昼でも薄暗く、十分風情がありました。







回廊には風鈴。風鈴越しにライトアップの庭が見えています。


客殿に続く回廊の風鈴です。後ろにうっすら見えているのは石仏?
近づいてみることにしました。


やっぱり!石仏が沢山。


こちらは来迎阿弥陀二十五菩薩石仏。
阿弥陀如来に随行する菩薩といえば、平等院の雲中供養菩薩像を思い出します。
西教寺の石仏も、やはり笙や横笛・琵琶・琴などを奏でるお姿が彫られています。


やはり風鈴が綺麗です。


そろそろ一周回って受付や売店のある大本坊に戻ります。
風鈴は見納めです。
  

大本坊前にも庭園があります。落ち着いた風情ですね。


鳥好きなので、襖にかかれた紋所が気になりました。
こちらが西教寺の御紋(三羽雀)だそうです。外の門に彫られたスズメの方が可愛いですね。
  

見所沢山の西教寺拝観を終え、帰りはケヤキ坂を下りていきました。
その名の通り、ケヤキの巨木があります。


本殿の屋根をはるかに越す高さです(左)。樹皮が独特なので、ケヤキは分かりやすいです(左)。

  

下りるとそこにも石仏が何体か並んでいました。
こちらは不動明王。


西教寺を堪能して、日吉大社に向かうことにしました。
ここで、1日の投稿に戻ります。



最後は西教寺から見た琵琶湖です。
湖南なので幅は狭く、ちゃんと湖に見えますね!
これが広いところに行くと、海にしか見えません。

ということで、久々に訪れた滋賀県には見所満載でした。
だからというわけではありませんが、このまた1週間後に草津まで足を伸ばしたというわけ。
その話はまたこんど・・・

【撮影:2024/8/17  滋賀県大津市】

コメント (8)
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