なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

パラグアイオニバスがびっしり~水生植物公園みずの森2024/8下旬(1)

2024-09-06 05:31:23 | 植物

最近滋賀県づいているなつみかん、今度は「草津市立 水生植物公園みずの森」に注目。
ホームページで確認すると、まだまだ水生植物が沢山咲いているとのこと。
夏の思い出に、またまた一人車でナビに翻弄されながら出かけました。



こちら、みずの森名物のパラグアイオニバスです。
ちょうど子供がオニバスに載るイベントをやっていました。

ちょっと先走りましたが、最初からいきますね。
こちらは、みずの森の入り口です。


みずの森は、琵琶湖のほとり、草津市烏丸半島に位置し、水生植物を中心に栽培、展示されています。
(ちなみに、草津市は東海道と中山道の出会う宿場町で、今は京都のベッドタウンになっています。)
スイレンやハスの種類や数は圧倒的、その他にも色々な陸上の植物が見られます。
今回3年ぶりに出かけました。



入口広場には、水生植物と陸地の植物が四角いプランターで育てられています。
こちらはスイレン
  

こちらはミズアオイですね! 後ろの水が涼し気です。


見えますでしょうか? 子どもが中に入っています。


こちらはクルクマ。ショウガ科ウコン属で、花のように見えているのは苞です。


本当の花はこんな感じで目立ちませんが結構可愛い。


ヒマワリもまだまだ元気


淡いクリーム色が晩夏に似合っていますね。


タイタンビカスでしょうか。赤い花はまるでパラボラアンテナ。


    

入口の広場(コミュニティ広場)の向こうには、みずの森イチオシの花影の池があります。
トップのパラグアイオニバスが沢山見られる池ですね。

もう少し引いて見ると、こんな感じ。


モネの睡蓮をイメージさせるような池ですが、ちょっと違うのはパラグアイオニバスでしょうか。
さすがに、モネの絵にはなかったですよね。



そのパラグアイオニバスですが、中央から放射状に茎がのびて先にたらい状になった葉が開きます。
(オオオニバスも似たような形状ですが、縁の立ち上がりが少ないそうです。)
花茎も同じ場所から伸びているようで、クリーム色の蕾が見られました。



オオオニバスに乗れるという話は聞きますが、実際に乗せてくれるところは少ないのでは。
ここでは毎年「パラグアイオニバス試乗会」が行われ、先着50名まで参加できます(ただし体重30㎏まで)。
この日も大勢の子供たちが並んで満面の笑顔で乗っていました。


茎や葉の裏には沢山の毛?棘?が生えています。
観察のために一枚ひっくり返して展示されていました。まるで傘ですね。(左)
展開する前の葉もありました。(右)
   

おや、茎の先をよく見るとシオカラトンボ。少し下の方にイトトンボも。右手にはクモでしょうか。


いや~面白いです。
スイレンはと言うと・・・


いい感じで咲いていますね! でもって、よく観察するとこちらにもシオカラトンボ。


イトトンボ、どの花にもくっついていました。
   

いや~全く見飽きませんね。


ところで、今年は「モネの睡蓮」ぽい場所に3か所も行きました。

六甲高山植物園、ガーデンミュージアム比叡と、みずの森です。
全国的にはどのくらいの「モネの睡蓮」ぽい池があるのでしょうね。

明日も続きます。

【撮影:2024/8/25  滋賀県草津市】

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする