朝はまだ、暗いうちの7時にホテルを出ました。
早く出た理由は駅で朝食をとろうと思ったからです。
まだ開いているカフェは殆どありません。
駅ならば早い時間からお店が開いてました。
ガラスの向こうで並んでいるのはセキュリティチェック
私はブーツを履いてましたが、セキュリティでは、やはり脱がされました。
爆破テロ以来、厳しいですね。
なんだかんだと、時間かかりました。
早く来て良かった。
(ちなみに、この2004.3.11事件はイスラム・テロということになっているが、9.11のように疑わしい事故処理が行われている。爆破された列車の車体は科学的な捜査が行われる以前に、何故か全国管区裁判所の「超法規的処置」によって破壊されてしまった。そして、この当時、米国ブッシュ=ネオコン政権にとって、イラク戦争開戦の大嘘とゴマカシが次々と明るみに出されたころなのだ。)
昨日の満腹感は朝になっても続いていました。
食べなくてもよかったのですが、駅中のカフェにて、なんとなく軽めの惰性朝飯!
モーニングセットメニュー(ハッピーセット5.5€)
写真奥が私の簡易ザック(畳むと稲荷ずしぐらいの大きさになり便利!)
なんでハッピーなんか、よくわかりません。
まあ、そんなことはどうでもいいじゃないかと思うのですが、この手のことはついつい考えだしてしまうものです。
外国は大抵そうですが、ここスペインでも、フードコートでは、客は
食べた後、絶対に自分では片づけない
習慣のようでした。
俺は、いつも違和感を感じてしまいます。
写真のような状態は、なんか汚いと思ってしまう。
というのは、俺は家で昼食をとることが多いのですが、
その片づけと食器洗いは私の担当で、片づけるのが当たり前のように女房にしつけられていた(笑)
からです。
なお、日本人が食器を片づけることに全く抵抗がないのは、
学校給食での片づける習慣
があるかららしいです。
その日本の給食システムが外国から称賛されてました。
考えてみると、
掃除や片づけの大切さ
は仏教からきてるかもしれません。
お釈迦様の直弟子で掃除で悟りを開いた、あのシュリハンドクの話は有名です。
(あの天才バカボンで出てくるレレレのオジサンは、シュリハンドクがモデルですよね。)
仏教国スリランカではどうだったでしょうか?
???・・・掃除のおばちゃんが片づけていたような?
自分で片づけていたような?
思い出せません。
そうこうしているうちに後々に夜が明けてきました。
Renfe(スペイン国鉄)のAvantという高速鉄道でToledoへ向かいました。
山らしい山はなく、ずっと、ゴルフ場のような景色でした。
小さなトレド駅に到着
誰が言ったか知らないが、
<トレドを見ずしてスペインを語るなかれ>
らしいです。
トレドは、スペインの縮図のような街です。
姉妹宗教であるキリスト教、ユダヤ教、イスラム教が混在する独自の文化が育まれた街。
この3つの宗教がお互いの侵略と征服によって出来上がった街です。
駅に着いたとたん「世界の車窓から」のメロディが浮かんできました。
次の写真を眺めながら聞いてください。
ピッタリです。
駅の内部がイスラム風で美しい。
駅からはToledo City Tourというバスに乗る予定でした。
そのバスは、トレドに入る前にトレド全体を眺められるコースを通ります。
写真のツアーバスはトレドの中だけを観光するバスなので違うんです。
ツアーバス
ハッキリ言ってトレド自体は大きくなく、歩けば十分回れます。
それより、タホ川の外から、その川に囲まれた自然の要塞都市トレドを眺めたかった。
だが、観光シーズン外れのためなのか、バス到着時間になっても来ず、もしかして、間引き運転かなと思ったりしました。
駅員に聞いたんですが、むなしいかな、俺の英語&指さしスペイン語通じず。
というか、駅員の英語まったくわからず、あきらめました。
結局、次のバス到着時間まで駅の中で1時間近くも待ってしまいました。
駅の中は、次の列車が到着するまで誰もいません。
シーン…
とした静けさ、とても高いイスラム天井の駅舎の中でポツンと俺一人。
なんとなく、日本の大きなお寺の本堂でひとり静かに黙想しているような気分。
帰国してから、意外にその時の無駄な時間が良かったような気がしてます。
案外、悪くなかったかもしれませんね。
結局、バスは来ませんでした。
トレドの周りから眺める観光は諦め、タクシーでトレドの中心部ソゴドベール広場へ向かいました。
(今思うと、タクシーでトレド外周観光すればよかった。)
今でもツアーバスが来なかった理由はわかりません。
しかし、思うようにいかない旅だから面白い!
町の中心、ソゴドベール広場
広場からすぐ近くのグレコの絵画が充実しているサンタ・クルス美術館(昔は病院施設)へ行きました。
美術館入り口
建物の中はサンタクルスというぐらいですから、空から見たら十字型の構造です。
(google Mapより)
見物客は殆どいませんでした。
鑑賞するときに歩く自分の足音が天井の高い館内にコツコツと響きます。
エル・グレコの絵画は沢山陳列されています。
1階の絵画は、ほとんどキリスト教関係の宗教画でした。
昔のトレドの人たちは、生活の何から何まで、あらゆることがキリスト教の教義のもとで生活していたことを強く感じますね。
作品たちのパワーにちょっと、疲れました。
(つづく)
当ブログは若者の自立を支援する団体、NPO法人ネイチャーズを応援しています。
NPO法人ネイチャーズは、走Run会名誉会長、ウィンドサーフィンの師匠の山下光哉さんが運営する若者のためのNPO。
悩める若者や親御さん、是非お御問合せください。丁寧に対応してくれると思いますよ。
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早く出た理由は駅で朝食をとろうと思ったからです。
まだ開いているカフェは殆どありません。
駅ならば早い時間からお店が開いてました。
ガラスの向こうで並んでいるのはセキュリティチェック
私はブーツを履いてましたが、セキュリティでは、やはり脱がされました。
爆破テロ以来、厳しいですね。
なんだかんだと、時間かかりました。
早く来て良かった。
(ちなみに、この2004.3.11事件はイスラム・テロということになっているが、9.11のように疑わしい事故処理が行われている。爆破された列車の車体は科学的な捜査が行われる以前に、何故か全国管区裁判所の「超法規的処置」によって破壊されてしまった。そして、この当時、米国ブッシュ=ネオコン政権にとって、イラク戦争開戦の大嘘とゴマカシが次々と明るみに出されたころなのだ。)
昨日の満腹感は朝になっても続いていました。
食べなくてもよかったのですが、駅中のカフェにて、なんとなく軽めの惰性朝飯!
モーニングセットメニュー(ハッピーセット5.5€)
写真奥が私の簡易ザック(畳むと稲荷ずしぐらいの大きさになり便利!)
なんでハッピーなんか、よくわかりません。
まあ、そんなことはどうでもいいじゃないかと思うのですが、この手のことはついつい考えだしてしまうものです。
外国は大抵そうですが、ここスペインでも、フードコートでは、客は
食べた後、絶対に自分では片づけない
習慣のようでした。
俺は、いつも違和感を感じてしまいます。
写真のような状態は、なんか汚いと思ってしまう。
というのは、俺は家で昼食をとることが多いのですが、
その片づけと食器洗いは私の担当で、片づけるのが当たり前のように女房にしつけられていた(笑)
からです。
なお、日本人が食器を片づけることに全く抵抗がないのは、
学校給食での片づける習慣
があるかららしいです。
その日本の給食システムが外国から称賛されてました。
考えてみると、
掃除や片づけの大切さ
は仏教からきてるかもしれません。
お釈迦様の直弟子で掃除で悟りを開いた、あのシュリハンドクの話は有名です。
(あの天才バカボンで出てくるレレレのオジサンは、シュリハンドクがモデルですよね。)
仏教国スリランカではどうだったでしょうか?
???・・・掃除のおばちゃんが片づけていたような?
自分で片づけていたような?
思い出せません。
そうこうしているうちに後々に夜が明けてきました。
Renfe(スペイン国鉄)のAvantという高速鉄道でToledoへ向かいました。
山らしい山はなく、ずっと、ゴルフ場のような景色でした。
小さなトレド駅に到着
誰が言ったか知らないが、
<トレドを見ずしてスペインを語るなかれ>
らしいです。
トレドは、スペインの縮図のような街です。
姉妹宗教であるキリスト教、ユダヤ教、イスラム教が混在する独自の文化が育まれた街。
この3つの宗教がお互いの侵略と征服によって出来上がった街です。
駅に着いたとたん「世界の車窓から」のメロディが浮かんできました。
次の写真を眺めながら聞いてください。
ピッタリです。
駅の内部がイスラム風で美しい。
駅からはToledo City Tourというバスに乗る予定でした。
そのバスは、トレドに入る前にトレド全体を眺められるコースを通ります。
写真のツアーバスはトレドの中だけを観光するバスなので違うんです。
ツアーバス
ハッキリ言ってトレド自体は大きくなく、歩けば十分回れます。
それより、タホ川の外から、その川に囲まれた自然の要塞都市トレドを眺めたかった。
だが、観光シーズン外れのためなのか、バス到着時間になっても来ず、もしかして、間引き運転かなと思ったりしました。
駅員に聞いたんですが、むなしいかな、俺の英語&指さしスペイン語通じず。
というか、駅員の英語まったくわからず、あきらめました。
結局、次のバス到着時間まで駅の中で1時間近くも待ってしまいました。
駅の中は、次の列車が到着するまで誰もいません。
シーン…
とした静けさ、とても高いイスラム天井の駅舎の中でポツンと俺一人。
なんとなく、日本の大きなお寺の本堂でひとり静かに黙想しているような気分。
帰国してから、意外にその時の無駄な時間が良かったような気がしてます。
案外、悪くなかったかもしれませんね。
結局、バスは来ませんでした。
トレドの周りから眺める観光は諦め、タクシーでトレドの中心部ソゴドベール広場へ向かいました。
(今思うと、タクシーでトレド外周観光すればよかった。)
今でもツアーバスが来なかった理由はわかりません。
しかし、思うようにいかない旅だから面白い!
町の中心、ソゴドベール広場
広場からすぐ近くのグレコの絵画が充実しているサンタ・クルス美術館(昔は病院施設)へ行きました。
美術館入り口
建物の中はサンタクルスというぐらいですから、空から見たら十字型の構造です。
(google Mapより)
見物客は殆どいませんでした。
鑑賞するときに歩く自分の足音が天井の高い館内にコツコツと響きます。
エル・グレコの絵画は沢山陳列されています。
1階の絵画は、ほとんどキリスト教関係の宗教画でした。
昔のトレドの人たちは、生活の何から何まで、あらゆることがキリスト教の教義のもとで生活していたことを強く感じますね。
作品たちのパワーにちょっと、疲れました。
(つづく)
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