気まぐれ猫の徒然の日々

気楽に、時々思いついたことなどを書きつづっていきたいと思います・・・。
諸般の事情で絶賛引きこもり中。

インフェルノを見てきた

2016-10-30 05:48:29 | その他

ちょっと遅くなったけど、先週金曜日に「インフェルノ」を見てきた。
言わずと知れた「ダビンチ・コード」シリーズの第三作。

1・2作を見ていたので見てみようかなと。
まあ、アレだ、公開初日だし、メンズデーで安かったから・・・、ってこのフレーズ、前にも使ったような・・・。

で、感想なんだけど、ん~、ボチボチ面白かったかな。
それでも、第一作ほどでもなかったけど。
謎解きって言うより、歴史の知識を使った追跡ゲーム?
映像の作り方は面白かったけど、序盤は訳がわからんかったよ。

速いストーリー展開で、歴史的な観光名所を見せつつ話は進んでいく。
まあ、誰が後継者かってのは話の初めの方で気が付いたけどね。
それでも、なかなか面白い映像構成で見せてくれたので結構楽しめたのさ。

続いてダメ出し。

歴史の解釈はともかく、相変わらず科学知識はザル。
前作もそうだったけど、まともな科学考証をしてないよね、あれは。
例えば、凶悪な細菌兵器を使って、どうやって人類の半数を殺す所で止めるって制御するつもりだったんだかとか。

それに、犯人側の首謀者の思想もお粗末。
「親類はがん細胞。」って考えには、小学校高学年の頃に行き着いてたよ。
そこから先に考えが及んでないじゃん。
ついでに、「人類の半数を殺せば滅亡は避けられる。」って、避けられないよ、ちょっと先延ばしにするだけ。
人類はすぐまた増えるって、それも更に勢いを付けて。

それを教訓に学ぶ?
ほぼ間違いなく無理だね。
そもそも、人類の半分が無作為に死亡するのなら、行政機関にも深刻なダメージが及ぶ恐れが高い。
多分、パニックの発生等も重なって、まともに機能しなくなるよ。
その状態で、人類全体を統制してのバースコントロールなんて出来るはずがない。
個人個人が考えを改めて・・・、なんて更に無理。

想定が甘いというか、やってる事が無差別バイオテロだって自覚がないよね。
テロリストの押しつける教訓に従う訳がないじゃん。
頭の中がお花畑?

とまあ、ボロクソに書いたが、この手の映画でそこを考えちゃいけないって事で。
まあ、深く考えずに見れば、それなりに面白い映画だとは思うよ。 

コメント
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