今日は休みをもらって、朝から 「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」 を見に行ってきた。
まあ、休みは元々別の予定が有って取ってたんだけど、このご時世でその予定はキャンセルになったんだ。
でも、休みはそのまま貰って、元々見に行く予定だったヴァイオレット・エヴァーガーデンを「丁度良い!」って感じで見に行く事にしたのさ。
今日は "メンズデー" で、安かったし・・・。
先ずはパンフレットを購入。
入場時に貰った特典。
中身はこれ、「ベネディクト・ブルーの菫」 と言う題名の原作者による短編小説。
ついでに原作本も全巻購入。
いや、KAエスマ文庫ってこの田舎じゃ中々手に入らないんだよ・・・。
通販は送料が高いし。(涙)
事のついでにクリアファイルセットも購入。
このクォリティの画が全編で見事に動くんだよ。
さて、「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」 だけど、これがもう凄かった。
内容としてはテレビシリーズ・外伝から続く完結編。
テレビシリーズも良い出来だったけど、劇場版は輪を掛けて凄かった。
2カット目の屋敷へと至る部分は、おそらはく3D CG なんだけど、実写映像にフィルターを掛けて使ったのかと思えるほど自然な出来。
ネタバレになるんでこれ以上内容は書かないけど、繊細な作画だから出来るちょっとした動作や動き、瞳の揺れによる感情表現、構図や演出、物を前ボケに使った空間構成。
話に引き込まれるストーリーの出来、それがキャストの声優陣の見事な声の演技によって命を吹き込まれたことも相まって、2時間20分というアニメにしては長い上映時間 (普通のアニメは1時間30分程度が多い) にもかかわらず、画面から一瞬も目が離せない。
話の構成も凝っていて、それでいて判りやすく、まさかあの子がこんな形で関わってくるとは・・・。
そう、テレビシリーズに出ていたあの子と関わりのあるキャラクターが出ているんだけど、そのおかげで話のまとまりが良くなって、見事にエンディングに繋がった。
物語の終わりとしてはベストと言って良い見事なエンディングだったよ。
エンドロールが流れ出しても、感動の余韻で身動きが取れなかった。
きっと劇場に居られた他の方も似たような物だったんじゃ無いかな。
実際、エンドロールが流れている間、誰1人として席を立とうとしなかったし。
いや、感動した。
劇場で泣いたのは何十年ぶりかなぁ。
周りが暗くって良かった、おっさんの泣き顔なんて 「誰得?」 って話だし。(笑)
ああ、見に行って良かった。
なんならもう2・3回見に行きたい位だよ。
とは言っても、テレビシリーズ 13話と外伝を見ていないと分からないところが多いと思うんだけどね。
でもさ、これはホントにテレビシリーズも含めてみんなに見て欲しい。
アニメ史に残る名作だと思うよ。
円盤が出たら必ず購入させて頂きますよ~。