今まで手持ちでヤスリがけをしてたんだけど、どうしてもブレちゃって平面が出しにくかったんで、モデル用のバイスを買ってみた。
グリーンスタッフワールドのスタンド付きワークホルダーである。
多分これ、スジボリ堂のパーフェクトバイス1号のOEM元。
写真を見比べても違いが分からないし、スジ彫り堂がこんな物を造ってるとは思わないしね。
箱がボロボロなのはご愛敬。
中身が無事なら無問題。
後ろはこんなの。
しっかり梱包材が入っていた。
長期のデッドストック品?
同梱物全て。
こんな感じでワーク (工作物) を固定して使う。
周辺の4つのピンは置き場が無くて、無くしそうだったんで、とりあえず刺しているだけ。
さあ、これで不器用さが少しはカバー出来るかな?
で、こいつらが使用頻度の高い道具類。
左上のひとかたまりがピンバイス。
各サイズ、 0.2mm~2.9mmまでほぼ0.1mm刻みでそろえている。
無いのは 0.7mmと 0.9mmかな。
バラの物は 0.2mm~0.5mmで、軸径が 1mmのもの物。
それまで使ってた物は軸径が細すぎてホルダーにセットしにくかったんだ。
真ん中の下側はヤスリの類い。
赤い軸の物とその横のテーパー付きの物は狭いところ用。
その横の2本は魚地球印の#6 油目の平と半丸ヤスリ。
これが凄く使いやすくって、最近もっぱらこればかり使っている。
その横の取っ手付きの2本は、スジボリヤスリの右手用と左手用。
直線のスジボリを掘り直すのと、凹部のスミの角出しに便利。
目が片側にしか掘って無いので反対側を削っちゃう事が無い。
で、右手用と左手用では刃の付き方が反対になっているので、両方要るんだよ。
その上のは切りカス除去用のブラシ。
その横がスジボリ堂の 1000番のプレート付きの紙やすり。
これも小さく切って細かいところの平面出し等に使っている。
その上にあるのがホーリーの 0.1mm。
スジボリ用の道具なんだけど、持ちやすくって使い勝手が良いんだ。
スジボリ堂の紙やすりの隣が前にも紹介したセラブレードとデザインナイフ。
その横がラインチゼルでこれもスジボリ用。
ブレードは 0.15mmと 0.2mmの物を使っている。
その横がゴッドハンドの鶴首ピンセット。
ちょっと高かったんだけど、高いだけの事はあるよ。
ピンセット自体の剛性と精度が高いので、掴みやすさと掴んだ物のホールド性が安物とは全然違う。
良いピンセットも1本は持っておいた方が良いんだとしみじみ思った。
その右はスピンブレード。
円形のそこが平らな穴を掘る時や、平刀の代わりとして結構使うんだ。
切れ味も良いし、重宝している。
その上は殻割ブレード。
仮組みしたパーツを再度バラす時に使う物。
これがあると爪を痛めなくて良いよ。(笑)
金属製だけど、意外とパーツにもやさしくって、傷つけずにバラす事が出来るんだ。
その上がバランサーのホワイトとグレイ。
研磨用のスポンジで、表面磨きが楽に出来るんでよく使ってる。
その上の変な形の物が R部の合わせ目やパーティングラインを消す為の道具。
丸いところはヤスリ一本じゃ綺麗な丸にならないんだ。
そこでこれ。
丸い部分で削れば綺麗な Rが出てくれる。
その左横が、平面用の研磨道具。
ペーパーヤスリを貼って使うやつで、割と大きいから平面が出しやすい。
この他には神ヤス!をよく使ってるぐらいかなぁ。