山鉾建てを見た後、四条通を蛸薬師堂方面に向かう。
雨足が強くなる。
雷が大音響で鳴り響く。
雷が超怖いねこ吉は、新京極通に入った。
雨が止むまで、蛸薬師堂を探しにいけないな。
仕方なくサンマルクで、アイスミルクティとハムサンドを食べた。
生の玉ねぎの味が口の中に残ってガッカリ。
もうちょっと、京都らしいものを食べたかったな。
店の片隅で食べながら、篠突く雨を眺めてる。
止んだらすぐ店を出るつもり。
店を出るとき、蛸薬師堂の場所を聞いたら、教えてくれたんだけど、そこは「錦天満宮(錦の天神さん)」だった。
また、何人かの人に聞いて、蛸薬師堂にやっと行き着いた。
ここが蛸薬師堂。
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お札を納めて、新しいものを買って高島屋に行った。
雨が降ってるということで、テンションはダダ下がり。
祇園ちご餅と、烏羽玉を買った。
烏羽玉(うばたま)とは、枕詞「ぬばたま」の事だそうです。
祇園祭の頃咲くヒオウギの種のことを「ぬばたま」と呼ぶとお菓子の説明に書いてあった。
黒糖風味のこしあんに、表面に寒天を薄くかけてある。品のいいお菓子です。
祇園ちご餅は、白みそ風味のあんを包んだ求肥を串に刺したものです。
「烏羽玉」は、以前売っていた場所になく、お店で聞いたら、「これが烏羽玉です。ずっと前からこれです。」と9個入りのあんこ玉みたいなものを出された。
「これと違うんですけど。」
「そういえば、前に何かあったけど、もうそのお店ないですよ。」という。
「じゃあ、いいです。」と店を出た。
こんなん違うわ!絶対ここでは買ってやらないからな!
諦めて、阪急電車に乗ろうと出口の方に向かうと、売ってるやん、烏羽玉。
お店あるやん!何年か前に場所が変わったんだって!
ねこ吉は、もうちょっとで「京都のいけず」に遭うところだったわ。
十三で乗り換えるときに土砂降り。ああぁ~。
岡本に着いたら止んでいたわ。
追記
ねこ吉は、枕詞が好きだ。
多分中学の頃、万葉集を習って、教科書で習った以外のものも覚えた。
「あしびきの」は、山にかかる枕詞。
「ちはやぶる」は、神にかかる枕詞。
「ひさかたの」は、天、空にかかる枕詞。
「しろたへの」は、衣服、白いものにかかる枕詞
「ぬばたまの」は、夜、黒、髪にかかる枕詞
他にもあったかな?
追記2
「烏羽玉」を一箱しか買ってこなかった。
あれば、すぐ食べてしまうので我慢したのが間違いだった。
馬鹿だった。