ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

自分史出版のお手伝い・・

2017-03-26 22:26:03 | 日記
かさこ塾最終日に向けてプレゼンの準備は着々と進んでおります。

今回のプレゼンの内容は、
明眸社とコラボで自分史の出版のお手伝いをすること。

明眸社はこちら↓
http://meibousha.com/

私の詩集「ないない島」を出してくれた出版社です。
社長の市原さんは私の高校時代からの友人で、
彼女は「未来」という短歌の同人で、歌集も出しています。

というわけで、
先日、明眸社で打ち合わせをしてきました。

自分史は原稿持ち込みももちろんOKですが、
今回は、できれば、戦争を経験された方々にお話を聞いて、
それを本にできればと思っています。

私たち団塊の世代でさえ戦後の生まれです。
(時々戦時中は大変でしたねえ、などと言われたりしますが、戦後生まれです!)
戦争を知らない世代です。
戦争を知っている世代はどんどんいなくなりつつあります。

そこで、まだ間に合ううちに、戦争を経験された方々の記憶を掘り起こし、自分史の本として出版するお手伝いができればと思ったわけです。

立花隆の「自分史の書き方」(講談社)の中に、

 「どの民族にも、忘れてはならない「民族の歴史の核」のようなものがある。
  あの戦争体験は、現代の日本人にとって、そのようなものとして機能し続けてきた。
  (中略)
 しかし、そう遠くない将来に、
 リアルな戦争体験を語ることができる人がゼロになる日が必ずやってくる。」

そして、
あと20年くらいしたら、最後の第二次大戦従軍兵士の死が世界的大ニュースになる日がやってくるだろうし、
ちょうどそのころ、最後の被爆者が亡くなる日、最後の8月15日体験者が亡くなる日がやってくるだろう・・
とあります。

時間は刻々と迫ってきています。
まだ間に合うのなら、
私がお手伝いできることがあれば・・
そう思います。

もちろん大手出版社の自分史出版も賑わっているようですが、
私たちは、小さな出版社だからこそできる、
親身で誠実な本作りをめざしたいと思っています。

次回に続く・・


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする