7月1日(土曜日)三鷹天文台の4D2Uドームシアターで開催されているプラネタリウムを見てきました。
4D2U(4次元デジタル宇宙)というのは、次元と時間を合わせた4次元宇宙をデジタルデータで可視化したものだそうです。
まあ3Dシアターみたいなもん。3D用眼鏡も貸してくれるし。
今回のテーマは天の川で、太陽系の惑星の説明から始まって、太陽系外惑星や天の川銀河内の恒星、また天の川銀河の外にある星団や別の銀河、そして、そのまた先にある原始の宇宙の果てまで、ぐんぐん地球から離れて行き、宇宙ってこんなに広いんだよ、すごいでしょう、と教えてくれて、再び太陽系に戻ってくる、という壮大な旅でした。
国立天文台主催のせいか、BGMも星座にまつわるギリシャ神話の解説もなし。
もっぱら科学的なお話で、ところどころわかりにくいところもあり(何しろ解説が早口で私の頭じゃ理解が追いつかない)でしたが、全体的に十分楽しめました。
3D映像はちょっと暗めだったけど(私の視力のせいかも)。
40分くらいの短い映像だったので、終わってから天文台の敷地の中を見学しました。
とっても広ーい。
一昨日はものすごく湿度が高くて蒸し暑くベタベタとまとわりつくような空気で、鬱蒼としたジャングルの中に古ぼけた天文台がポツンポツンとあったりして、まるでインカの遺跡見学にでも来たのか、みたいな雰囲気でした。
三鷹天文台の歴史は古く、建設以来100年以上が経過しているため、古いドームなんかもうボロボロ。
国は天文台に予算まわさないのだね、とよくわかる。
それでもロケットの方にしっかり廻してくれればいいのだけど、それもケチってるよね。
もっと大勢の人が来ているかと思ったけど、意外と空いていて穴場スポットです。
若いカップルも数組見かけた。プラネタリウムを見ながらデートなんてロマンチックでいいじゃない。
若い人たちに超お勧め。
次回は湿気の少ないお天気のいい日に来ようっと。
また観望会の抽選に当たるといいなあ。観望会は夜だけどね。
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