越川芳明のカフェ・ノマド Cafe Nomad, Yoshiaki Koshikawa

世界と日本のボーダー文化

The Border Culture of the World and Japan

八丁堀の「鮨まさ」

2007年10月13日 | 小説
八丁堀の「鮨まさ」は、カウンターだけの立ち飲み。先日、久しぶりに出かけていって、鮨と〆サバをツマミに、焼酎のお茶割りを飲んだ。いろいろな業界の人たち、といってもサラリーマンが多いが、一人でやってきて、何のしがらみもなく飲んでいる。一本気の主人(森田さん)と奥さんの人柄で、部長級も平級も、分け隔てがない。鮨職人の腕は一級、値段は安いので、毎日のように、顔を出す客がいる(ようだ)。わたしはクオータリーぐらい(年間4回)なので、いい客ではない。

きのうは、和風のツマミにまじって、ビーフと野菜のデミグラソース味、ポテトのクリームソース味というツマミがあった。それを頼んだ客がけっこう美味しいといった。だれかが、この店、ビストロにしちゃえば、と大将に冗談をいった。馬鹿やろう、てめー、トロが喰いてーって、ピストロで撃っちまうぞ、と下手なだシャレで、大将がいい返した。



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