灯篭が旧中川に揺れて漂う
灯りに鎮魂の祈りが込められている
東京大空襲で ここで亡くなった多くの犠牲者がいる
そして 戦争と言う愚かな出来事で いのちが失われた
全ての絆が破壊され 霊と同じく地上をさ迷い続けた
65年 波と風が 自然の恵みと人の叡智が 哀しさを風化
やがて 和らぎの心と社会が戻り
人は いのちの刻をも 忘却の彼方に置いて来た
忘れまい このいのち この刻 それぞれのあの日
祈りと平和への誓い
鎮魂の灯篭が 揺れて流れる
子供たちの未来が 平和であって欲しい
地元中学生が演奏する〔ふるさと〕
江戸川区と江東区の ふれあい橋
両岸で多くの人が 黙祷を捧げた
東京スカイツリーは
あの時の 焼け野原の地に建ち
私たちの平和の願いを見ている
それぞれの想いを灯篭に書いて
川に流す時を待つ方たち
光のゆらぎが
犠牲者たちの霊を鎮魂するようだ
コメントは 「伝言コーナー」 へおいで下さい
のびたのホームページへ