今夕 旧中川で灯篭流しが行われる
戦争中アメリカの東京大空襲があった 終戦直前3月10日
それは東京を壊滅させるような 焼夷弾による無差別爆撃だった
特に下町は木造家屋も多く 密集もしており格好の目標となった
偶然ではなく 関東大地震の被災と同じ形態で被害を受けた
徹底的に効果が試され 東京を襲った
街は全焼して何も残らず 死者・行方不明は10万人以上と推定される
この中川も水を求めて 両岸から殺到して 3000人以上亡くなられた
偏西風に煽られ 東に逃げた人は殆ど助からなかった
わずかに北のほうへ逃げた方に 生存者があったと聞く
慰霊塔は両国の北にある
二度と戦争を起こさない誓いと鎮魂のために 今夕 灯篭流しが行われる
写真資料は ウイキペディアによる
川もきれいになって魚を釣る方も多い
家族連れも散策したり 平和な現在
東京大空襲鎮魂の碑も 橋の袂に建つ
一面焼け野原 当時の警視庁石川光陽は撮影した写真の 荒川と両端がつながる旧中川
提出を米軍に求められたが 命令に背き この写真など
地下に埋め保存を図った
わずかに形をとどめる両国の国技館 浅草や下町は焦土と化した
赤い部分は壊滅的焦土
右の川は荒川 左に少し川が見える
隅田川 下町が全部火の海だった
全体では山手線の外側まで及ぶ
東京23区が被害を受けた
皇居も宮殿が焼けた
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