里見公園へのプロローグは 入り口の桜並木から始まる
国道から数百メートル 桜の頃は これだけでも浮きたつだろう
入り口に 里見城址の表示がある 古戦場の昔日が偲ばれる
昔は総寧寺が入り口付近に見えたが 公園が整備され陰になった
庭園式の公園は 藤の花やつつじが咲いている
一画にバラ園が出来たが まだ開園から数年だろう
幾つかの品種が見られるが 秋まで見られるようだ
北原白秋の住居 紫烟草舎がある この公園とは関係は無い
小岩に有った建物を 此処に移築したものである
たまたま市川・亀井院に住んでいた ゆかりでもあろう
この脇からも 江戸川へ降りられる
降りたところに 羅漢の井があり 改修されて当時の面影がある
水道がまだ本格的でない頃 この湧き水を近辺の方たちが利用していた
戻って 更に奥に行くと高台の端であり 眼下に江戸川 対岸に小岩が見える
更に遠くへ眼をやると スカイツリーも良く見える
晴れた日には その遠くに富士山が見えるとあるが この日は何も見えない
そばの窪地は 桜ひろばと表示されている
昔は もう少し深く 一隅には防空壕が2本 入り口を見せていた
ここへもぐったり この窪地の坂を滑って遊んだ記憶が懐かしい
今はその有った事すら知る人が少ないらしい
この近くには茶店もあり 桜も過ぎた平日ゆえに店は閉じていた
この辺は 水と緑の回遊路があり 国府台緑地が細く続いている
雑木林の中の散策路は ボランティアの手を借りて整備されている
一番端まで行くと 松戸市との境界だった
江戸川を目指して 降りて行き 市川方面へ戻る
堤防の近くにイチゴ園があった 来週まで開園とある
何年か前まで イチゴ狩りをしていたようだが 今は一般売りだけ
隣の遊楽園という茶店へ入って食事 何故かカレーうどんの表示に注文
愛想の良いおばさんに いろいろ話を伺う
隣のイチゴ園が本家であり この茶店は 分家だという
裏は 昔は釣堀だったそうだ 今は若い世代がイチゴ園に替えた
それでも 釣りの昔馴染みが 此処を訪れるらしい
店の片隅に 釣りえさが何種か置いてあった
店先に 今は珍しい蓄音機が置いてある SPレコードもある
北島三郎の兄弟仁義や ひばりのマドロスさん 吉永小百合の寒い朝
ネジをぐるぐる廻して これも珍しい鉄の芯を そっとレコードに落とす
結構 本格的に歌が流れ出した
此処から下流に歩くと 川は大きくカーブを描く
市川橋のすぐそばに 市川関所あとの表示がある
江戸への関所として対岸の小岩と 監視を強めていたのだろう
川を渡って小岩駅まで歩いた
4時間半 19000歩 さすがに疲れを覚えた
★クリック募金★
東日本大震災救援 1クリック1円
皆さんで毎日コツコツとクリックして下さると僅か1円が大きくなります
http://www.clickbokin.ekokoro.jp/139.html
コメントは 「伝言コーナー」 へおいで下さい
のびたのホームページへ