のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
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のびた 施設で民謡を歌う

2011年05月26日 11時03分44秒 | ボランティア

  昨日は江戸川区の老人介護施設へ行く

  ここは4年目 毎月訪れている

  きっかけは 添乗員をしているときに 乗り合わせたお客様の女性

  是非 私の施設に来てくださいとの要望だった

        

  行ってみると 他の施設に比べて 入所されている方の症状が重い

  反応も悪く 職員も集めるだけで 何をしていいのか分からない情況だった

  ボランテイアは殆ど訪れない

  施設への慰問ボランティアは数多くあるが ここでは余りにも無理な様子だった

  無言であったり 空間を見つめたり 下を向いていたり ずっと寝ていたりする

  それでも こういう施設こそ行き甲斐がある

  何としても 音楽療法を取り入れて 少しでも状態の改善を図りたい

  結果が出なくとも 少しでも癒しの時間になってくれたら良い

  手探りの音楽療法が始まった

  これには教科書は無い

  まず継続していくこと 集る方は大勢だが 個人ごとに気配りをすること

  眼で挨拶したり 顔を見て気を送る 専門では無いが心を伝えたい

  全体の様子を見ながら 個人ごとの動きや反応を見る

  今では長く入所している方の顔も覚え 変化も少しづつ分かる

  私を見つめる眼も 信頼が置かれ 安心感が出てくるのだろう

  歌を大きな手段とする

  どんなに認知症が進んでも 必ず脳のどこかに記憶が刻み込まれている

  聞き覚えのある曲 心地よい曲などもあるだろう

  勿論 車椅子の利用者が殆どだが 正常に話し 歌える方も居る

  全体的には 小さな合唱だが 最近は幾分大きくなってきた

  顔の表情でも 穏かさが見える

  今まで長いあいだ 歌は歌えていない方も居るが 手拍子 指拍子が出る

  時には 挨拶で廻ると 声を発する方も居る

  お礼の握手に力がこもる方が居る

  職員の協力度も変わってきた 何かを手助けしたい意思が伝わってくる

  少しづつ 微妙な変化で良い その姿を確認できた時 生甲斐が私も増す

         

  歌のジャンルも ある程度試しながら 様子を見て 個人ごとの好みを掴む

  民謡を初めて入れてみた 東京音頭などは以前から入れていた

  結構 民謡をキーボードで弾いたり ハーモニカ演奏は難しい

  大体 私自身が 民謡を今まで 余り知らない

  それでも歌って 自然と手拍子が出てきそうな民謡もある

  何曲か伴奏してみたが まだ上手く出来ない

  思い切って 私の史上初めて 民謡を歌って 雰囲気作りをした

  私が歌うので興味を増したか 反応は悪くない

  上手でなくても良いから スムーズに歌いたいものだ

  因みに真室川音頭 大漁歌いこみ 木曾節など歌ったり伴奏したり

  歌詞は無くても 皆さんは歌ったり 手拍子が出ていた

 

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