昔から変わらぬ 昭和の風景がある
これが下町の商店街だろう
適当な路地があり あまり広くては風情が無い
ごちゃごちゃと並ぶ店 威勢の良い掛け声 買い物客とのやり取り
庶民の生活そのものが そこにある
大島・中の橋通りの賑わい
特に毎日の食卓を考える主婦が 通う道でもある
車が制限された通りに 店の前まで道路に商品を並べる
おでんの湯煙りや 焼き鳥の匂いが漂う
昭和が そのまま ここにあるのだ
テレビにも良く出る砂町銀座 沖縄のアンテナショップもある
ここに並行するのが 小名木川の運河である
徳川家康の政策によって 江戸への物流として運河が開削された
隅田川まで 一部スエズ運河のように 水面の差を調節する部分もある
江東区の水路は 今は一部埋め立てられているが 親水公園として整備されている
あたりの高層住宅の中で 緑のオアシスとして 散策する人も絶えない
日本の砂糖精製の技術はここから始まった
徳川吉宗の時代からサトウキビの育成が奨励され 当時の砂村はこの農場となった
ここは江戸への水運が小名木川で結ばれる 非常に良い立地であった
明治以降 遠江の鈴木藤三郎が 砂糖精製工場をここに建て発祥となった
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