~夕焼け小焼けの赤とんぼ 負われて見たのはいつの日か
山の畑の桑の実を 小籠に摘んだは まぼろしか~
誰でもが知っている 赤とんぼの歌詞である
21世紀に残したい歌 ベストテンで ふるさとと並び群を抜いて愛される
この歌を歌うとき 小学校時代 桑の実を食べた記憶が蘇る
親戚の家に間借りしている時 養蚕のお手伝いをした
畑から桑の葉を取ってきて 蚕に食べさせたりした
今頃だと この実が美味しく食べられ 楽しみだった
いっぱい食べると 口の周りも 舌も紫色に染まった
今は蚕も桑もかなり減ったが ポリフェノールが多く含まれる
葉も漢方に取り入れて 桑の葉茶などもある ジャムもある
懐かしい想い出が蘇る愛唱歌でもある
今は夢と消えたけれど 喫茶店を開業したいななんて かなり思い描いていた
その店にはピアノなどを置き 時には お客様と歌いたい
和やかな店で 歳をとっても 客が絶えない
しかし 現実を見ると そんな家も土地も無い 先立つ金が無い
そんな僅かな夢を うたごえの集いに名前をつけた
クラブツーリズムで ツアーとして私が企画した時も 仮の名前は 赤とんぼだ
今日は 下町のうたごえ また同じく 仮の名は 赤とんぼ
歌集まで タイトルは 赤とんぼと付けた
原点は 幼い頃の風景と うたごえ喫茶への憧れである
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