のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
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長崎爆心地の楠がある寺

2011年06月23日 09時45分32秒 | ウォーキング

  広島・長崎へ原爆が投下されてから65年経つ

  今はまた 福島原発の被害が まだ拡大され収束されない

  広島・長崎は原爆によって 一瞬で何も無い焼け野原と化した

  そのあとは 50年は放射能によって 草木も育たないと予測された

  しかし 戦後日本の復興は 目覚しいものであり 各地の傷跡は消えて行った

  勿論 原爆投下の地も 見事な復興を遂げ その面影を見ることが出来ない

  僅かに爆心地に残る 原爆ドーム 浦上天主堂の荒涼とした風景だけである

  植物も人間も いのちは強く 現代へと繋いでいる

      

  墨田区東北部にある多聞寺  ここは毘沙門天を祭る七福神巡りの一つの寺

  ここには 多くの興味を引く物や碑などがある

  山門のそばに 長崎爆心地の楠がある

  原爆の洗礼を受けても 逞しく育った木の2世の木だろう

  すごい生命力に感銘を受ける

   

  浅草には かつて国際劇場があって 西の宝塚劇場と華やかさを競ってきた

  その国際劇場も東京大空襲で 焼け落ちた

  この生き証人として 曲がった鉄骨の一部がここにある

  そして同じく 日暮里界隈の空襲後の 焼けた木材も残っているのだ

  寺の入り口には 毘沙門天の碑銘があるが その名前を見て驚く

  子爵 榎本武揚の名前がある

  この寺との拘わりを調べて無いが 戦勝祈願だろうか

  境内には 映画人の墓碑もある

  裏側に関係者の名前が多く列記されている

  あの新藤兼人 音羽信子など知っているスター 監督などが見られる

   

  むかしばなしでは 狸が住民を困らせたが 僧によって改心させられた

  その狸塚も ここにある

  隅田川七福神の起点に この多聞寺を置き 言問まで歩くも良いだろう

 

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