私の車には いつもボランティアの器材が常備されている
それはキーボード アンプ モニタースピーカー キーボードの脚 コード類など
楽譜は コーラス用 うたごえ講座用 下町のうたごえ用 それぞれ違うバッグに入れてある
そして ボランティア用の歌詞は 模造紙で書き いつの間にか１００枚を超えている
時に 訪問する場所によって それでも何かを忘れることがある
大概 一回 車から降ろして点検したり補充したりして これを積むことを忘れるのだ
昨日は介護施設訪問 貼り出す模造紙を積むことを忘れた
施設に飾られていた お雛さま
それでも違う場所で使用した数枚はある
この施設は のびたさんと歌う会と名づけて 前半は施設側が歌詞を用意してくれる
大体 この分で間に合うが それでも みんなで歌う歌詞が２．３曲足りない
１時間近い持ち時間なので 歌い疲れるだろうと トークの間に時にはハーモニカを入れる
昨日も３曲ばかりハーモニカを披露した
曲は 影を慕いて 支那の夜 夜来香
はーい 歌詞は用意していないけれど 知っている方は歌ってね～
演奏を始めると 多くの方が歌い出す
何と２番まで知っている方がいる
私は歌詞の暗記が苦手の方で これには いつも感心する
記憶の糸を引き出し 思い出させることは脳の活性化にも繋がる
たまには こうして 思い出させることも応用する
トークも 共通する私たちの世代の話などは多用して 共感も生み出すのだ
歌は そんな意味では 最も大きな素材であると思う
脳に刻み込まれた歌は たとえ認知症になっても 思い出すことが出来る
メロディが出てくれば 何となく口ずさめることは みんな同じである
終わって 皆さんの所をまわり 握手すると喜びの感情が伝わってくる
中には何も言えず ただ ひしと握り締める方もいる
こうして施設の方々と 楽しい時間を過ごせる私の方が幸せである
今日の誕生花 ストック
花言葉 永遠の美 逆境の忠節
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