昭和30年頃まで 下町のいたるところに ドブ川があった
生活廃水が流れ込み それは汚れて 決してきれいな光景では無い
その川の竪板や杭には ザリガニがしがみついて 姿を現していた
小さいのは 少しグレーの色だが 大きいのは 爪も大きく本体も真っ赤だ
良し マッカ が取れたと 喜んだものである
餌は 家にある するめを 糸で結び 単に棒でぶら下げて釣った
もう少し郊外なら 蛙の皮を剥いて ぶら下げれば 良く釣れた
時には 大きいものは 茹でて 食用にもした
当時にしては 結構 美味しかった記憶がある
ほら こっちにいるよ~ 橋の下にはいるかなぁ
東京スカイツリーへ 錦糸町から向かう時に 大横川親水公園がある
こんな街の中に 緑が多く 人工の小川も遊歩道もある
以前は 大きな運河だったが 改修されて 親水公園となった
日曜ともなると 家族連れが ここへ来る
菖蒲も咲いて 樹も多く 見上げれば スカイツリーがそばに見える
ふと 日常を忘れさせてくれる散歩道だ
ここに ザリガニが居る
子供達が するめを吊るして あちこち覗き込む
釣れたぁ~と 大きな歓声が聞えてくる
残念ながら 大きなザリガニキングの マッカは居ない
しかし 都会ではあまり見かけなくなった ザリガニは珍しいのだろう
子供と一緒に遊ぶ 親子の情景 私にはホームドラマのようで眩しい
堤防壁には本所七不思議の絵 子供たちの歓声が絶えない
スカイツリーは ここから数分 釣り堀だってある
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今日の誕生花 アリウム
花言葉 無限の悲し