あの三陸鉄道が東日本大震災の津波被害以来 全線が開通する
愛称 さんてつ あまちゃんのドラマにも出てくる鉄道だ
久慈からの北リアス線 釜石からの南リアス線がある
二つのリアス線は 津波の被害で 双方とも一部区間がまだ不通だ
ようやく住民の悲願が実り 来年4月に全線運転が再開される
試運転の列車が走ると 沿線の住民が喜んで手を振る
あまちゃんのドラマの様な光景を 昨日 出演していた社長さんが語る
復旧 復興のシンボルともいえる鉄道の再開が待たれる
津波で無残に折れ曲がったレールなど 社員が必死にこれを再利用した
営業収入が無い 何とか切断して磨いた 置物にするためである
そんな努力に住民や鉄道ファンが支え売り切れた
今は二つの路線は 一部不通だが 折り返し運転を続けている
ドラマにも取り上げられた トンネル内に停車した奇跡の列車も動いている
潮騒のメモリーで盛り上がった あの お座敷列車も活躍中だ
これを聴いているラジオのリスナーからも 復興を祈る声が多く寄せられた
そして 自らも三陸へ行きたいと言う声が 続々と紹介されていた
昔から乗り鉄でもあった私も さんてつに乗って東北支援をしたいものだ

一方 北海道のJRにいたっては惨憺たる有様である
北海道 こう聞くだけで 行きたい 観光も味も温泉も豊富だ
内地の人間に 観光に行くならどこが良いと聴けば 多くの方が北海道だ
学生時代には 北海道周遊券を買って 今は廃線の路線も含めて巡った
添乗員になっても 北斗星に乗って 夜明けの噴火湾あたりを眺めた
飛行機やバスと違って 鉄道は生活の匂いもするし目の前に街や野がある
駅や踏切で線路を見ると この線路がどこまでも果てしない旅情を感じた
夜行列車では 線路の音が旅愁をかきたてた
その線路の上には列車が走り 通勤や観光客が往来する
相次ぐ列車事故が続き その光景は 鉄道ファンとしても見るに耐えない
ましてや それを利用する北海道の方たちには 怒りや失望が交錯する
赤字だからは理解できるが 安全といのちを守ることには許されない
自分の仕事を愛することは どんな職業でも大切なことだ
列車も線路も 事故を起こしてはならない そんな想いを込めて点検する
快適に利用して欲しいと思うのが普通の考え方である
愛社精神なんてどこにも感じられないのが 社長や社員の姿勢だ
仕事を愛し 会社を愛して お客様を愛してこそ 鉄道会社ならずとも同じ
そんな経営者は要らない 杜撰な仕事をする社員は要らないのだ
鉄道を愛して止まないからこそ 私には 憤りを隠せないものがある
毎日 トップが頭を下げて 尻拭いをする それで果たして今後も安全か
会社が潰れかかれば 痛みが分るだろう しかし それでは遅いのだ

同じ鉄道のニュース 同じ鉄道の考え方愛され方 こうも違うのか
今日は 下町のうたごえ 私たちは 快適に夢を乗せて歌の旅に出る
夢の中では あまちゃんの列車のように 心地良い線路の上を走る
最後までお読みくださいまして有難うございました
ブログランキングに参加しています
ご支援に下のボタンをクリックして頂ければ励みになります

コメントは 「伝言コーナー」 ← ここをクリックして
のびたのホームページ ←

今日の誕生花 たで
花言葉 節操