お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

南アフリカ旅行・3日目

2005年11月09日 | 旅・外国
平成17年11月1日、6:30起床。ホテルでの、バイキングスタイルの朝食を食べ、8:00ホテルを二台のマイクロバスで出発。一台は冷房が壊れており、窓を全開にして、走る「エコロジカル・クーラー(環境に優しいクーラー)」。

話は脱線するが、南米・チリに言った時、氷河を見る現地ツアーに参加して、走っているバスの中で小便がしたくなり、我慢しきれなくなって、ガイドさんにバスを止めて貰い、立ち小便をして、バスに戻って来たら、ツアーの参加者から、「エコロジカル・トイレット」とはやし立てられた事を思い出した。話を元に戻すと・・・

ジンバブエからボツワナに入国。
約1時間ちょっとで、「Marina Lodge」に到着。こちらの運転手は猛スピードで飛ばす飛ばす。道が整備しきれていない所もあるので、ヒヤヒヤだ。

インドでも、ニュージーランドでも、車は猛スピードで走っていた。やはり、大地が広大で、車が少ないからかもしれない。

ここで、三台の「サファリカー」乗り換え、「チョベ国立公園サファリドライブ」。
ケニアの「サファリ」はハイエース仕様の車で、屋根から顔を出して動物を見たのだが、ここの「サファリカー」は横が剥き出しで、肉食獣に襲われたら、一巻の終わり。

ケニアでは、ライオンやチーターが活動する早朝や夕方に「サファリ」に出たが、ここでは昼間なので、肉食獣は「おやすみの時間」なのだろう。
まず、キリンを見る。続いて、インパラや象の大群(可愛い子象も親に寄り添うようにしていた)、バッファロー、クドゥ、ヌー、セーブルアンローブ、イボイノシシなどを見る。
「サファリカー」が大きく揺れると、運転手さんが「アフリカンサファリ!!!」と後ろの僕たちを見てニヤッと笑い、叫ぶ。
「アフリカのサファリはこんなもんだぜ!!!」と言う意味に違いない。

国立公園の出口で、両足を「ホルマリン」の滲み込んだ布の敷いてある「容器」の中に入れさせられた。何かの「消毒」であろうか?

「Marina Lodge」に戻り、昼食。ここもバイキング。

食事後、今度は「チョベ川のボートサファリ」。忙しい日本人・・・アフリカの旅でも忙しさは変らない。

船の上から、ワニやバッファロー、カバ、猿、コンドル?、などを見る。
水際にいた一匹の巨大なバッファローをワニが水中に引き摺り込み、ワニの食事が始まる。最初は動いていたバッファローの足の動きも止まり、周辺にいたワニ十数匹が血のニオイを嗅ぎ付けて、一斉に集まって来る。ワニは大きな口を開け、獲物の肉を噛み砕いている。自然の摂理を見せ付けられた瞬間だった。
船の船長さんも、こんな光景を見たのは初めてだという。バッファローには可哀想だが、我々にとっては貴重な体験だった。

夕陽を見ながら、ホテルへ向かう途中で、シマウマの一群を偶然見られたのはラッキーだった。
再び、ボツワナから出国し、ジンバブエに入国。

ガイドさんの案内で、「フリーマーケット」に立ち寄る。様々な民芸品を売る屋台の様な店がずらり。一軒一軒、呼び止められ、「買って欲しいオーラ」を浴び続け、その度に英語でこちらも攻撃。最後の方で、会社の机に置けば書類が倒れてこなくなるだろう「ブックスタンド」を見つけ、「いくら?」と訊いたら、「40米ドル」と言う。
インドに行った時は、辛抱強く、交渉したが、買えなくてもいいヤと言う気持ちで、「10ドルなら買う」と言うと、「それは無理だ」という表情。
じゃあ、止めたと帰りかけると、「15ドル」と値下げしてくる。僕も結構依怙地になって、「10ドルでしか買わない」と再度強く言う。そしたら、相手は「小さい方のブックスタンドなら、10ドルで」と言うので、「10ドルで、大きい方以外の値段はありえない」と反発。すると、「ランドで払えないか?」と相手は訊いてくる。この国では「米ドル」より、隣国「南アフリカの通貨・ランド」の方が強い事を知った。
「米ドルで10ドル」と強く主張。商談は成立。その代わり、商品を包んでもくれなかった。

「フリーマーケット」の写真を撮っていたら、店の人が撮ってくれという。添乗員さんに確認したら、「自分の写真が欲しいだけなので大丈夫」と言われ、僕と二人で撮る。彼は自分の住所を紙に書き、僕に渡した。のちに、日本に帰ってよく見たら、住所の下に、「50ドル送ってくれ」と英語で書き足してあった。もちろん、写真はプリントして送ったが、お金は入れなかった。

フラフラになって、ビクトリアフォールズの「ホテルレインボー」に帰ってくる。

部屋に帰り、頭と顔を水で素早く洗い、すぐにホテルから、バスで10分くらいの「BOMAレストラン」で、「アフリカンバーベキュー」の夕食。ンデベレ族が音楽を演奏しながら踊る。

ツアーの新婚さんの奥さんの方の誕生日だったので、添乗員さんが気を効かして下さり、ンテセベレ族が新婚さんのところまで来て、祝福のダンスと演奏。その後、ツアー一行で、「ハッピーバースデー」を歌う。

料理は全員に「ワニの肉」が出てきて、それを食べた。皮の硬い食感の鶏肉の様な味。後は、お決まりの「バイキング」。取りに行ったら、「芋虫そのままの姿の料理」が有り、食欲を無くす。僕は「虫系」はダメなのです。

ここのレストランの飲み物はかなり高かったが、結局、酒ばかり飲む羽目になってしまった。白ワインをガブガブ。
添乗員さんから、「○○さん(僕)がいちばんに挑戦すると思っていたのに・・・」と言われた。新婚さんの旦那さんの方が「蜂の子」を食べた事もあり、挑戦。食感を訊くと、やはり「芋虫」だそうだ。味はしなかったと言っていた。

流石の強行軍に、年配の女性で、ダウンしかけの人も。

21:00過ぎ、ホテル帰着。おいらの日課、洗濯をし、ウォークマンで音楽を聴き、本を読むうちに眠たくなり、早々と就寝。睡眠を少しでもとって、疲れをとらなければ。

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「ブラック・ジャック」、アニメでやってますよね。

2005年11月09日 | 本・雑誌・漫画
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僕は「おばあちゃん」という短編がいちばん好きです。
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南アフリカ旅行・2日目

2005年11月09日 | 旅・外国
平成17年10月31日、6:35に南アフリカ・ヨハネスブルグ空港に到着した我々一行は、飛行機から階段をおり、バスでターミナルへ。
まずは入国審査。空港の雰囲気は、南米・ペルーのリマやブラジルのリオ・デ・ジャネイロに比べると「治安」という点では悪くない感じがするのだが。
1991年、「アパルトヘイト」の廃止により、白人と黒人の貧富の差が逆に拡がり、治安が悪化したとの事。

長いフライトだったので、速攻でトイレに行き、タオルを濡らして、顔と頭を拭き、歯を磨く。さっぱりした。

我々は、国際線から、今度は国内線ターミナルへ。現地の旅行社の白人女性がスーツケースの運搬等、お世話をして下さる。
ヨハネスブルグ空港発10:35のBA(英国航空)6293便で、ザンビアのリヴィングストン空港へ1時間35分のフライト。さすがに、元・イギリス領だけあって、BAなのだろう。空港では「エールフランス」「ルフトハンザ」「シンガポール航空」「南アフリカ航空」等を見かけた。

この機内でも、1食、食事が出る。これは「何ご飯」になるのだろう?ハンバーガーの様なパンにハムと野菜を挟んだものと甘そうなお菓子。パンのみ食べる。

12:10、リヴィングストン空港着。暑い。でも、空は青く、気持ちはとてもとても軽い。ザンビア入国。

空港からは二台のマイクロバスでビクトリアフォールズへ。途中、ザンビアの出国とジンバブエの入国。ジンバブエの入国税?は30米ドル。

この日から三日間はスタンレーさんという黒人男性が案内をしてくれる。
「世界で一番高いというバンジージャンプ」がある橋を渡り、ビクトリアフォールズの町へ。
ホテルは市街地より、少し離れた所にあるきれいな建物。
南アフリカでしか咲かない「フラムボイエン」の赤い花が我々を出迎えてくれる。
空港からホテルまでは、30分位か。税関が無ければ、15分位で着いたかもしれない。

ホテルのロビーで、「赤」「黄」「緑」の三色が混じらない不思議なウェルカムドリンクを飲む。グァバジュースの様な味。

チェックインを済ませ、それぞれの部屋に入り、1時間弱の休憩。
僕は汗まみれなので、着ていた服を全部脱ぎ、シャワーを浴び、急いで洗濯をする。ぎんぎんに冷房が効いている。
昔の日本にあった、冷たい風が音を立てて出たり止まったりする冷房機。これで、洗濯物は乾くだろう。このホテルには二泊する。
でも、僕の部屋はラッキーだった。次の日、添乗員さんに聞くと、10部屋もの冷房が壊れており、夜中まで、部屋の移動とかの仕事をしていたそうだ。

16:15出発で、再びバスに乗り込み、10分程で船着場へ。
2時間の「サンセットクルーズ」。ドリンク飲み放題。快晴だったので、綺麗な夕陽が見られた。川岸に寝そべるワニや川を泳ぐカバを見る。我々のツアーの貸切の船だったので、あまり気も使わず、ガンガン白ワインを飲む。
川幅は広い。1キロくらいだろうか。この川を下っていくと、ビクトリアの滝を落ちてしまう。
そうとは思えないほど、静かな佇まいで川は流れる。

日暮れと共にホテルへ。ホテルのレストランでのバイキング。僕は「ツアー一人参加」なので、2人用の席に座って、黙々と食べているうちに、さっきの白ワインが回ってきた。なかなか、「人見知り」の性格は直らない。
早々に部屋に戻り、デジカメ等の充電をして、ネットワークウォークマンで「桜田淳子全曲集」を聴いていたら、眠気が強烈に襲ってきた。そのまま寝てしまう。

夜中に起きて、時計を見たら、まだ22:30。もう一度、洗濯しようと思い立ち、洗濯を始める。終わって時計を見たら、「日本時間」を見ていて、現地の時間は11月1日4:40。6:30モーニングコールなので、1時間少し、ベッドの中でウトウト。目覚ましが鳴ったので、起きる。モーニングコールはホテルのミスでかかって来なかった。添乗員さんがそれに気付き、電話を入れてくれた時には、すでに歯を磨いていた。

こうして、南アフリカ旅行・3日目が始まる。
今日はここまで。


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