出版社/著者からの内容紹介
「私は、今まで生きてきて一番幸せな時間を過ごしています──」
結婚しても仕事を続け、輝き続ける辺見えみり。すべてが順風満帆な人生のよう
に見えるが、今の彼女があるのは、人一倍の努力があってのこと。それは、本書
に収録した書き下ろしの手書きエッセイに込められた想いからも伺える。
「14年。芸能界に入って、たくさんの時間が過ぎていきました。でも、この14年
で、私のやりたい事は半分もできなかった。私は変化したかった──」
辺見えみりは本書で、ブログでも伝えることのなかった、ずっと心に秘めてい
た想いを告白している。
──今に 過去に 感謝して できた妹は 正しくすすむ──YOU
今30歳を迎え、ようやく「今まで生きてきて一番幸せだ」といえる彼女
が、1日1日をどれだけ大切に生きているのか、どんなふうに楽しむの
か。仕事、恋愛、結婚のこと......誰もが一度は悩み、不安を覚えるであろうこ
とが、ひとりの女性の素顔のままに語られる。心から共感することばかりであ
り、キラキラ輝く日々こそ、自分でつくるもの(自分次第)なのだと教えられ
る。読後、とても幸せな気持ちになれる。本書は、まさしく幸せ探しの指南本で
ある。
「理想のタイプではなかった」男性との結婚や仕事を続ける理由など、ブログ未
収録のエッセイや、彼女の子供時代から結婚式などプライベートな写真も満載し
た充実した内容の1冊。
著者について
1976年12月16日、東京都生まれ。1993年にデビューして以来、女
優、司会、コメンテータとして、数々の番組や雑誌などで活躍中。2006年に結
婚。仕事と家庭を両立させ、特に若い世代の女性から絶大な支持を集める。現在
は、中京テレビ『アンデュ』のメイン司会、bayfm『テイスティ・クルージン
グ』のレギュラーパーソナリティなどを務める。2007年6月~7月に『サムシン
グ・スイート』(パルコ劇場他)に出演。
ブログはこちら→
http://ameblo.jp/emiri/
夫・キム兄いこと、木村祐一とは?
木村 祐一(きむら ゆういち、1963年2月9日 - )は、京都府京都市左京区出身のお笑いタレント、放送作家、俳優、コラムニスト。
吉本興業所属。愛称は「キムキム兄やん(キム兄)」「キム」。 現在の妻は女優の辺見えみり、義兄(妻の兄)はミュージシャン・音楽プロデューサーの辺見鑑孝。
血液型はAB型。京都市立西京商業高等学校(現・京都市立西京高等学校)卒。
口癖は「考えられへん!(声を裏返して叫ぶ)」「ありえへん!(左同)」いずれも、秩序や常識、段取り、気配りなどを無視する人間に向けて発せられる(ダウンタウン松本の「おちょこぶり」に対して発した事も。)。常にそういう物に怒っている男でもある。
人物
ホテルマン、染め物職人を経て、中学校の同級生(栩野進)と漫才コンビ「オールディーズ」を結成。
順調に人気を獲得していた矢先の1990年9月7日、相方が不祥事を起こし逮捕。これにより相方は所属事務所を解雇されコンビは解消。木村は予想もしない形でピン芸人の道を進むことになる。
当時、公私ともに行動をともにしていたいわゆる「二丁目軍団」は、リーダー格のダウンタウンをはじめとしてほぼ全員が、吉本の養成所NSC出身であるが、その中においては異例の、劇場の裏方(幕引きや進行)出身であり、その仲間外れ感をネタにすることもあった。
その後、交流のあったダウンタウンらを慕い1994年に東京進出。『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)で構成作家としてもデビューする。
現在に至るまで、松本人志の優秀なブレーンであるとともに、写真を使ったネタなどの多彩な芸風でピン芸人として活動を行っている。自分で撮った写真にコメントをつけて笑いをとる「写術」など。
松本を中心とした芸人の集まり(いわゆるダウンタウンファミリー)では兄貴的存在である。実際、松本より学年で一つ上であるため、私生活でも松本に指南する立場であるようだ。吉本興業では東野幸治はデビュー時期が近く、今田耕司や130Rは1年先輩となるが、年齢的に木村の方が年上(今田とは3つ、130Rとは1つ)であるため、テレビでの仕事でも露骨な後輩扱いはしていない。ちなみに、当初東京に進出したばかりの頃は東野幸治とコンビで仕事をしていたことがある。
ダウンタウンの後輩であるにもかかわらず年齢が一つ上のため、初期のころはダウンタウンに「さん付けさせて欲しい」と言われた。が、木村本人は「後輩ですからいいですよ~」と言い断った。ちなみに木村は今もダウンタウンの二人を松本さん、浜田さんというふうに「さん付け」で呼んでいる。余談だが、木村本人は「ダウンタウンと同い年である」と主張している(「1月1日で年が明ける、という区切りがあるのに、4月1日で線引きするのはおかしい」と、ある番組で言っていた)。
松本をして、「俺のために生まれてきたような男」「何回人生やってきたんや」と言わしめるほどよく気がまわり、器用で芸人ばなれした知識と行動力を持つが反面、自分が出来るゆえに出来ない後輩には非常に厳しく、後輩からは怖い先輩として恐れられてもいる。だが、時にはズレた所で怒ることがあり苦笑する場合もあると松本が語った。松本グループでのその母親的な面倒見と気遣い、料理の腕などから今田・東野らからは「松本人志の嫁」、高須光聖からは「松本の第一夫人」とからかわれる。松本本人も「嫁にするならキムのような人がいい」とラジオで発言している。
気遣いの出来る繊細な性格ではあるが、その反面、短気でルールやモラル面が特に厳しく、ルールやモラルを守れない人間には粗暴なまでに怒ることから、(真偽は別としても)「伝説」には事欠かない。
過敏すぎる例として以下のようなエピソードがある。加湿器が欲しいため、千原ジュニアをつれて家電店へ買い物に。そこで気に入った加湿器を買おうと店員を呼び止めたところ、ブルーとピンクの色があると紹介されキレる。「いい年したおっさんがなんでピンクの加湿器を欲しがんねん!」と説教した。が、そのとき木村は真っピンクのシャツを着ていた。それに気づいたジュニアが慌てて止めに入ることに。このように、後輩だけでなく誰にでも説教をするが、ときにピントがずれていることがある。
趣味は料理でプロ並の腕前。『アフリカのツメ』『浜ちゃんと!』(いずれも日本テレビ系)などでその料理の腕を披露した。『めちゃイケ』の「やべっち寿司」でもコンビーフを使ったちらし寿司を作って殿堂入りしたが、作る前にもフリッターなどをナインティナインに振る舞い、絶賛された。ファミリーマートでは期間限定でコラボ商品が発売されることがある。木村の作る鍋料理は「キム鍋」とも呼ばれ、寸胴や材料持参で時間をかけてつくられるため味は絶品なので、予約を入れないと食べられないほど人気らしい。
結婚して子供をもうけたが2005年に2度目の離婚。2006年1月9日に『ダウンタウンDX』で出会ったタレントの辺見えみりと婚約。同日、合同記者会見を行い、入籍(自身3度目)を報告。ちなみに、婚約指輪は0.93カラット。ティファニーで購入。プロポーズは新宿外苑の外周の車中でした、とのこと。辺見とオススメのハンバーグを食べに行ったとき、辺見がそのハンバーグに感激して細かく崩して愛おしく食べる姿を見て結婚しようと決めたらしい。
妻のことはテレビなどでは「えみりちゃん」だが、家では「えみちゃん」と呼んでいるらしい。辺見は自身のブログで木村を「旦那はん」と呼んでおり、木村は辺見のブログに時々写真で登場する。また、『ダウンタウンDX』の特番などで夫婦共演することもある。ちなみに、2006年には自身の浮気騒動が報じられたが辺見えみりはその報道に対し全く相手にしてなかった。
「キムキム兄やん」と呼ばれるようになった由来は、大阪時代に出演していたダウンタウンがパーソナリティの『ヤンタン』のコーナー名で使われていたのをそのまま使われるようになったため。最近では義父の西郷輝彦にも「キム兄」と呼ばれて驚いたことがある。また先輩の明石家さんまも最初は「木村君」と呼んでいたが最近は「キム兄」と呼んでいる。
無類の地図好きであることを辺見えみりが新婚旅行先のハワイでの出来事として『ダウンタウンDX』の番組で紹介した。
街中でふと気にした場面を写真に撮って木村独自の目線でツッコミを入れたり漫談をする「写術(しゃじゅつ)」がライフワークとなっており、年に1度のペースでライブを開催している。『めちゃイケ』の「笑わず嫌い王決定戦」でもこれを披露し、和田アキコや磯野貴理子を唸らせた。
服を買うことが大好きで、要らなくなった服は多くの後輩芸人に譲っている。時々、後輩芸人を集めて時間制限つきで選ばせる内輪向けのイベントを開催している。要らなくなった服とはいえセンスの良い服がタダで手に入れられるため、後輩芸人からはそのイベントを「キムコレ」と呼ばれている。しかし松本からは「(私)服ダサオや」と呼ばれ、「東野と二人で服ダサオ・FとAや」といわれる。
以前は髪型をリーゼントなどにしていたが、ここ数年は専ら五分刈りにしている。
『ヨシモトファンダンゴTV』で放送されていた「木村web堂」では先輩芸人やニュースで話題になった人のモノマネを披露したことがある。
好きな酒は「GT」。バーでよく注文するらしい。しかし最近は体の調子を崩しあまり強いアルコールはドクターストップがかかっているらしい。
最近は役者としても活躍し、映画「ゆれる」での検察官役が北野武に評価され、彼が審査委員長を務める東スポ映画大賞、第16回の新人賞に選ばれる。
エピソード
未婚時代、ナンパして部屋まで入った女がHさせないと言ったためブチギレたら、恐れて裸足で逃げた女が階段から転げ落ちた。松本はこの件を「木村が階段から蹴り落とした」と言っている。当時木村の住んでいたマンションにはメンバメイコボルスミ11も住んでおり、この時の木村の怒声を聞いて「このマンションにはヤクザが住んでいる」と思ったという。
ピンになって東京進出当時、街でファンに「がんばってください」と言われた時「ほな、俺はがんばってへんのかい!」とキレた。
前の妻とクルマに乗っていた時タクシーの運転手と揉め、罵詈雑言を浴びせたあげくに相手の顔にツバを吐き、怒り狂った運転手が「殺したる!」と追ってきたため警察署に逃げ込んでタレントをアピールして、パトカーで護衛してもらったとことがある。
喫茶店でトマトジュースを注文したら、ものすごいトロピカルな飲み物を用意しているのが見え、その瞬間もうすでに「あれ、このテーブルですよね!なんやアレ!」とキレていたら、それがテーブルに運ばれてきた。ウェイトレスに声を裏返しながら「なにこれ!!」と聞き「は?イチゴ椰子ですが・・・」とウェイトレスが答えると「俺が言うたんはトマトジュースや!(指を折りながら)ト・マ・ト・ジュ・ウ・ス!イ・チ・ゴ・ヤ・シ!全っ然っ違う!」とねちっこく、かつ激しく抗議した。
松本らと車に乗っていたら、前を走っていた車が「わ」ナンバーの軽自動車であったというだけで「しっかし、レンタカーで軽をあえて借りるかね!!」とキレた。
辺見えみりは「包容力」がある。木村祐一には「礼儀」と「男気」と「優しさ」がある。そんな風に感じた。









