文大統領「軍が朝鮮半島平和の先頭に」
2018/10/01 20:45
2018/10/01 20:45
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1日、ソウル・戦争記念館で開かれた「国軍の日」の記念式に出席した。
文大統領=1日、ソウル(聯合ニュース)
文大統領はあいさつで「わが軍が朝鮮半島の平和の先頭に立つべきだ」と述べた上で、「力による平和は軍の使命であり、平和時代の真の主人公は強い軍隊だ」との考えを示した。
先月19日に発表された南北首脳の平壌共同宣言に触れ、「私と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)は戦争の終息と朝鮮半島の平和を闡明(せんめい)し、平壌市民の前で核兵器も核の脅威もない朝鮮半島、平和の朝鮮半島を約束した」と振り返りながらも、「平和はいっぺんに訪れない。平和はわれわれの力が土台となるときに持続できるという事実を忘れてはならない」と強調した。
また、「私はわが軍の底力を信じる」としながら、「国民と共ある軍隊が最も強い軍隊であり、強い軍をつくる核心は将兵だ。将兵が差別を受けずに尊重され、心から国家と軍を誇りに思うとき、勇気と献身さを備えた軍人となるだろう」と述べた。
記念式の様子(写真共同取材団)=1日、ソウル(聯合ニュース)
hjc@yna.co.kr