無事、31集会成功裏に終えることが出来ました。
ご協力いただいたすべての皆さんに御礼申し上げます。
日朝協会京都府連創立65周年記念のつどい
予定通り、開催いたしました。
と き 2020年3月1日(日) 午後2時~4時半 5時~8時
ところ ホテル ルビノ堀川京都
(京都市上京区堀川通下長者町下る東側 ℡075-432-6161)
内 容
- 朝鮮独立運動101周年記念講演会と朝鮮歌舞団公演
講師:飯田光徳氏(日朝協会代表理事・日本コリア協会大阪理事長)
- 65周年記念祝賀会 午後5時~8時
3・1集会主催者・開会あいさつ
ただ今から「日朝協会京都府連合会創立65周年記念のつどい」を開催致します。開会に当たり主催者を代表して一言ご挨拶申し上げます。
ご来賓の皆さん、そうしてご参加の皆さん、日曜日で公私ともお忙しいにもかかわりませず、足をお運びいただき有り難うございます。心から御礼申し上げます。お渡しいたしましたプログラムのとおり一部は、朝鮮・韓国での3・1独立運動、101周年に関しまして、大阪の日本コリア協会の飯田さんからの講演ですので是非お聞きいただきたいと思います。
韓国での朴前大統領を弾劾裁判で罷免し、文在寅大統領を当選させたローソク革命と言われる韓国民主化闘争の歴史は、どこからあのようなすごい力が生まれてきたのか、不思議に思っておられるかもしれません。31独立運動から何を学ぶのか、ぜひご一緒に考えたいと思います
次に、京都朝鮮歌舞団の歌と踊りの公演です。
歌舞団については自己紹介もありますので、詳しいご紹介はそちらに譲りますが、今朝鮮民主主義人民共和国では、アメリカなどの制裁が強化されても自力更生でそれを跳ね返し、すごいスピードで経済建設が進められています。歌舞団のメンバーは共和国に留学してこられた、最優秀の実力の持ち主です。どうか お楽しみください。
第2部は、日朝協会京都府連創立65周年のレセプションです。府連の略歴に関しましては資料を入れております。後で「朗読劇・明るく・楽しく・勇ましく」を準備していますので、皆さんが日朝協会京都府連の運動の中でどのように活動し、人生を切り開いてこられたのか、思い出しながら御覧いただき、65周年が皆さんにとってもどれほど有意義なものだったのか考えていただきたいと思います。
日朝友好の活動にはモデルや、マニュアルはありません。みなさんお一人おひとりが日朝友好とかかわって生きてこられたのか、また生きているのか、そのすべてが、日朝友好の活動だと思うのです。
皆さんの中には、日朝・日朝で夜も日も暮れるという人もあれば、ひと月に一時間だけ、日朝友好のことを思い出す方も、みんな貴重な日朝友好の活動です。これからも皆さんの暮らしの中に日朝友好を位置付けていただき、一歩一歩、息長く過ごしてほしいと思います。
8時には終わる予定です。今後とも日朝友好の活動にご理解とご協力をお願いいたしまして、開会の挨拶といたします。
3・1朝鮮独立運動101周年京都宣言を行いました。
私たちは、2020年3月1日(日)ホテルルビノ堀川で「3・1朝鮮独立運動101周年」と「日朝協会京都府連合会創立65周年」を記念して、その精神を生かして21世紀の新しい東アジアと、非核平和の世界を切り開くために集会を開き、その決意を広く日本国民に知らせるとともに、日本政府に申し入れることを決めました。
1910年大日本帝国は、大韓帝国に対して韓国の国内法や万国公法をも踏みにじり不法に占領支配し「併合」しました。1919年この植民地支配に対して朝鮮人民が、日本から独立を目指して立ち上がった闘いが「3・1独立運動」でした。
しかし大日本帝国は、この運動を武力で弾圧し大量の殺人を行い、多くの負傷者を出し、植民地支配を続けながら中国への侵略戦争をはじめ、アジア太平洋戦争へと突き進んでいきました。
101年前の3・1朝鮮独立宣言は、「朝鮮国は独立国家である」という言葉で始まり世界の人々に次のように訴え、呼びかけました。
①、人類はみな平等であり、どの民族も自分達のことは自分達で決めよう。②、朝鮮民族の一人ひとりが心を一つにしてこれから続くであろう民族の自由な発展のために力を合わせよう。③、いま世界の人々が正しいと考えている事の実現のために共に力を合わせよう。④、武力で占領した日本に対して怨みを言うのではなく、帝国主義の道を脱してアジアと世界の平和の道を共に歩みましょう。
と呼びかけたものでした。
大韓民国では憲法前文に、3・1独立宣言の精神を受け継ぐことが書き込まれ、朝鮮民主主義人民共和国憲法も南北統一国家の建設がうたわれ、昨年は、3月1日を建国の日として、両国で祝賀する事業が行なわれました。
しかし、安倍政権は、101年前の大日本帝国政府と同じような考えのもとに、韓国・朝鮮を蔑視し、侵略・「併合」行為に対して謝罪もせず、善隣関係を踏みにじっています。大韓民国とは「慰安婦問題」「徴用工問題」等についても、誠意をもって解決に当たらず、さらに在日朝鮮人に対して幼保無償化制度から排除するなど、朝鮮民主主義人民共和国との対話の糸口をも閉ざしています。
私たちは、日本政府の対韓国・朝鮮外交を根本的にあらためることを要求します。私たちは3・1独立宣言の精神から学び、日本国憲法を生かす非核・平和・繁栄の日本を建設し、新しい平和な東アジアと世界を実現するため、全力をあげて前進していくことを宣言します。