来週の10月15日から、ななつ星という超豪華な列車が博多駅を起点に運行されます。
このようなものは日本で初めてでしょう。
毎週火曜日出発3泊4日の九州1周(観光付き)が最低で39万円、
高いものは1泊20万というリゾートに1人で宿泊するとしたら98万円です。
(余談ですが外国の地ならいざ知らず、九州にもこのようなリゾートがあったということは驚きでした。ここでは1日5組しか受け入れないそうです。)
話を戻しまして土曜日出発の1泊2日コースは博多から長崎往復して九州半周、車中泊で15~42万円。
定員はたったの30人。このように高くても来年の6月まで予約は満席です。
話題性もあって抽選倍率が9倍になっていますのでお金があっても簡単には乗れません。
ところで金額は高くても量を捌けないこと、車両ほかの初期投資額が大きいことなどから、
安定した黒字を出せるようになるには暫くかかると思います。
また、料理などは絶対に手を抜けませんのでこちらの方からは利益貢献にはあまりならないと思います。
JR九州としては半分をアジアの富裕層に期待しているそうですが。
因みに日本では60代以上の申し込みが4割、50代まで含めると6割強。
1泊2日も3泊4日もほぼ同数の申し込み数で半分以上が関東・関西圏からだそうです。
次回受付(旅行日は来年7月以降)は年が明けて1月から。
この列車は景色を楽しんでもらうために通常の列車より速度を落とすそうです。
電車ではなくディーゼル機関車がけん引します。
乗客はジーンズ、サンダル禁止、中学生以下お断りとなっています。
ななつ星ホームページ:http://www.cruisetrain-sevenstars.jp