かいつぶりの日々

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【社会問題】鑑定士からみた空家問題 その4

2018年03月01日 | 実務
鑑定士なんで、値段付けてしまい!!という方は圧倒的多数ですが、

空家に実際に入り込み、草刈りするなど管理人のまねごとすることもしばしば…。

なんでそこまでやるのか?一文の得にもならないのに…という質問をちょいちょい受けます。

ネタ作りwwwというのは別で、「どこがどのように良くなればきれいに見れるか、商品価値が現在より上がるか」というのを、自分の肌で確かめたいからですね。いわばその不動産の良いところと悪いところを体で覚えたいという思いもあります。



最近では空家管理士とかコーディネーターとか、民間資格がたくさん出ているようですね。私もいろいろと資料を集めてみましたが…、Eラーニング受験してみて正直イマイチ必要性を感じなかったです、はい(^_^;)。

ちょっと前に相続税の基礎控除が変わるあたりで、相続士とか相続コーディネーターとかの民間資格がでたり、あと起業者向けの補助金にかかわる補助金コーディネーターとか出てきたりしましたね。しかし、それぞれかなり難しい問題、一筋縄では解決しないような事案に対する「専門家の資格」がわずか10万円程度の研修を受けるだけで手に入るとは…、空家も含めてこういった問題に対しては、実務が伴わないと難しいと私は思っております。


空家の話に戻ります。


「管理する」専門家と「付加価値を見出して市場に乗せる」では、不動産鑑定士が一枚上手なような気がします。


空家の処理については、どれくらい資本投下すると価値が上昇するか、もしくは何も起こらないか、何もないならそのまま使うか、ターゲットをどのように持っていくか、不動産市場に精通した者でなければ分からない部分はたくさんあります。


不定期ながら更新します